Zenfone2はなぜここまで話題になっているのか?
格安スマホがテレビや雑誌で話題になり、気になってはいるがよく分からないという方も多いだろう。
格安スマホを利用することで、携帯代を大きく節約することができる。それは、通信料金を大幅に安くできるからだ。
格安スマホを契約するには、まず「格安SIMカード」が必要だ。ドコモやauといった大手キャリアではなく、IIJmio・DMMモバイルといったMVNOと呼ばれる会社がサービスを展開している。
MVNO(仮想移動体通信事業者)は、NTTドコモから無線通信インフラを借りている。NTTドコモの通信網なので、ドコモに比べて電波が入りにくいといったことはない。
「なぜここまで安くできるの?」と思うだろう。それは、大手キャリアに比べて店舗を持たないため、人件費・広告費が掛かっていないためだ。
コストが安く済むため、その分利用料金を安くすることができる。格安SIMカードを手に入れたら、「SIMフリー端末」が必要となる。
ドコモ・auなどの大手キャリアでスマホを購入した場合、その会社のSIMカードしか使用できないように設定されている。SIMフリー端末とは、どこのキャリアのSIMカードでも使用できるスマホのことだ。
現在、SIMフリー端末で最も人気の機種が「Zenfone5」だ。Zenfone5は、28,994円という低価格にも関わらず、ネットはサクサク動き使い勝手が良いことから圧倒的な人気だった。
今回発売される「Zenfone2」は、「Zenfone5」を大幅にスペックアップした機種だ。コスパが抜群だった「Zenfone5」の後継機であることから、大きな話題となっている。
端末料金
最も気になるのが、端末料金だろう。Zenfone5が28,994円だったのに対し、Zenfone2はスペックアップ・円安の影響から値上げとなっている。
4GBメモリ+64GBストレージモデル : 54,864円(税込)
4GBメモリ+32GBストレージモデル : 49,464円(税込)
2GBメモリ+32GBストレージモデル : 38,664円(税込)
ゲームなどはほとんどやらず、メール/LINE/電話などが主な用途であれば、Zenfone5で十分だろう。もっとスペックの良いスマホが欲しい方は、今回のZenfone2をオススメする。
スペック
次に、Zenfone2とZenfone5を比較しながら、スペックを解説していく。
・ディスプレイ
Zenfone5が5インチに対し、Zenfone2は5.5インチと大幅に大きくなっている。分かりやすく言うと、iPhone6が4.7インチ、iPhone6 plusが5.5インチなので、Zenfone2とiPhone6 plusがほぼ同じ大きさとなる。
ここで問題なるのが、人によっては5.5インチは大きすぎるということだ。iPhone6 plusを店頭で触った人は分かると思うが、かなり大きいという印象だろう。5.5インチは、5インチに比べ格段に見やすいので、これは好みの問題になる。
ボディに対するディスプレイの比率は72%と大きく、iPhone 6 Plusの68.3%に比べても画面占有率が高い。「5インチサイズの本体に5.5インチディスプレイを搭載した」と強調しており大きさの割にはコンパクトだ。
また、解像度が1920×1080のフルハイビジョンに対応している。Zenfone5(1280×720)もディスプレイは綺麗だったが、格段にディスプレイは改善されている。
・CPU
CPUとは、インターネットなどを処理する機能のことだ。Antutuベンチマークという、スマホの処理能力を計測するソフトだと、2GBモデルでも50,000点をたたき出している。iPhone6以上のスコアで、Zenfone5に比べると2倍以上と大幅に進歩している。
この理由として、Zenfone5は「SnapDragon 400 1.2GH」なのに対し、Zenfone2はインテル「Atom Z3560 1.8GHz」、上位機種で「Atom Z3580 2.3GHz」を採用しているためだ。
・カメラ
カメラはかなりのスペックアップを達成している。Zenfone5が背面800万画素/前面200万画素に対し、Zenfone2は背面1300万画素/前面500万画素となった。Xperia Z3(約2000万画素)には及ばないものの、最近の機種の中では上位機種並みだ。
・内蔵ストレージ
内蔵ストレージとは、写真やアプリなどを記憶する容量だ。iPhoneを購入する時も、16GB/64GB/128GBで料金が違うのを見たことがあるだろう。
Zenfone2は32GB/64GBが用意されている。ほとんどの方にとって、32GBで問題ないだろう。外部メモリとして64GBまでのmicroSDが利用できる他、ASUSが提供する「ASUS WebStorage」5Gバイト分(永久無料)と、「Googleドライブ」100Gバイト分のクラウドストレージサービスも利用できるためだ。
・ボディカラー
ブラック・レッド・ゴールド・グレーが用意されている。この価格にも関わらず、高級感のある仕上がりだ。
・バッテリー
Zenfone5はバッテリーが持たないのがネックだった。Zenfone5が2110mAhに対し、Zenfone2は3000mAhと改善されている。また、急速充電に対応し、0%から約60%までを39分間で充電できる。
ASUSとは
ASUS(エイスース)とは、台湾の電子メーカーだ。ノートパソコン・タブレット・スマホを主に生存販売しており、日本でも多くの方が使用している。
海外製品を嫌う方もいるが、ASUSは日本拠点もあることからアフターケアはしっかりしており、サポート体制は問題ない。
もちろん、メーカー保証は1年ある。
私も購入を検討している
私も、今回のZenfone2を購入しようかどうか検討中だ。
私は会社からスマホを支給されているが、ネットの閲覧やアプリの使用は会社で把握できる。電話は私用で使っても問題ないだろう。
この状況から、格安SIMカードのデータ使用のみを検討している。そこで、Zenfone2を購入し、DMMモバイルの契約をする予定だ。
格安SIMカードを検討する上で、サービス・料金を考えると「IIJmio」「DMMモバイル」の2拓だ。この2社の特徴として、回線が他のキャリアよりも安定して早く、容量を使い切っても「バースト機能」が使えるためだ。バースト機能とは、低速回線になった場合でも一瞬だけ早く通信することで、メールやLINEなどは問題なく使える機能だ。
なぜDMMモバイルを使用するのか?それは、「価格が安い」ことと「プランが多い」ことだ。
5GBプランに契約予定だが、IIJmioが1,641円に対し、DMMモバイルが1,371円だ。また、もし容量が足りずにプランを変更したい場合、IIJmioが10GBプランしかないのに対し、DMMモバイルは7GBプラン(2,203円)が用意されている。
2年間使用した場合の料金を計算した。
端末代38,664円+回線代32,904円(1,371円×24ヶ月)+契約料3,240円=74,808円
74,808円÷24ヶ月=3,117円/月
ネット通信5GBを利用できて、5.5インチのハイスペックスマホが月3,117円であればかなり安い。あなたも検討してみてはいかがだろうか?
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