家計簿で見過ごされがちな雑費とは?
家計簿をつけていると、「この費用はどこに入れればいいんだろう?」と悩むことがあります。
例えば、テレビリモコンの電池が切れて買いに行った時、多くの方が「雑費」という項目に計上します。
この「雑費」は家計簿の中で便利な項目ですが、家計の見直しをする時にはとても厄介です。様々な用途で使われたお金なので、節約術を考えるのが難しいのです。
ある調査では、雑費は平均3万円になります。内訳は人によって様々で、日用品・新聞代・美容院・おやつ代など、いろんな用途があります。
この雑費をしっかり管理できれば、家計の見直し効果が大きく高まります。今回は「雑費」について詳しく解説していきます。
雑費に含まれがちな出費4選
ます、雑費に含まれがちな出費を挙げていきます。
・娯楽や趣味の出費
マンガ・カラオケ・映画など、娯楽や趣味に使うお金です。
このような出費を雑費に計上してしまうと、娯楽・趣味に歯止めが掛かりません。「娯楽・趣味」という項目に計上し、月の予算を設定するべきです。
・レジャーやお出かけの出費
動物園の入園料やレンタカー代など、家族の休日に掛かるお金です。
雑費に入れると分からなくなってしまうため、「レジャー費」を設定するか、「趣味・娯楽」に計上しましょう。
・特別費
突発的に発生する出費を「特別費」と呼びます。結婚式のご祝儀や、家族・友達へのプレゼント、車の車検など、特別費は年間で大きな金額になります。
それぞれ「交際費」「車の費用」など分けて計上するようにしましょう。
・被服費
服を買った時に「被服費」ではなく「雑費」に計上する方がいます。
服のお金も予算を決めて、計画的に買うことで出費を抑えることができます。「被服費」という項目を作りましょう。
雑費は0円が理想!
雑費は「どの項目にも当てはまらない出費」なので、どうしても優先順位が低いです。
しかし、雑費は毎月0円が理想です。少額であれば問題ありませんが、毎月1万円を超える方は家計簿の項目を増やすことを検討すべきです。
雑費ではなく項目を作ることで、毎月の予算を設定するようになります。また、特別費も予算を決めておき、超えるようであればやりくりをしなければ家計を管理出来なくなってしまいます。いつ発生するか分からない特別費は、専用の銀行口座でお金を貯めておくとベストです。
あなたの家計簿も、雑費の内訳を確認して対策を検討しましょう。
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