4月〜6月は出費がかさむ
「気づいたらお金が無くなってしまい、貯金ができない」と嘆いている人は多い。
4月〜6月は出費がかさむ時期だ。新生活を始める方が多く、ゴールデンウィークで奮発して旅行をする方もいる。
節約部のブログは、ゴールデンウィークはアクセスが急に減るが、ゴールデンウィーク後はアクセス数が急に増えた。お金を使いすぎた結果、節約術を検索する人が多かったのだろう。
今回は、出費がかさむ原因を解説していく。
出費がかさむ原因は予算を立てていないから
出費がかさむ原因は「予算を立てていないから」だ。
あなたは、新生活での費用、ゴールデンウィークの旅行予算、普段の生活の予算を立てているだろうか?当たり前だが、企業に勤めていると必ず予算がある。しかし、一般家庭できちんと予算立てをしている方は少数なのだ。
そもそも、予算を立てる前の段階の方も多い。予算を立てるには家計の出費をきちんと把握する必要があるが、家計簿に挫折して出費が把握できないといったケースだ。
私も様々な家計簿に挑戦したが、最もオススメなのは自動家計簿作成サービス「マネーフォワード」に落ち着いた。この家計簿サービスで挫折をする方は、ほぼいないだろう。
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まずは数ヶ月の間、あなたの家計の出費をきちんと把握してほしい。
理想の家計を考えよう
予算を立てる上で、まずは理想の家計を考えよう。
一例だが、「手取り25万円」で「夫婦2人+小さい子供のいる家庭」の理想的な家計費内訳を紹介する。
食費 : 3.5万円(14%)
住居費 : 6.2万円(25%)
水道光熱費 : 1.5万円(14%)
通信費 : 1.2万円(14%)
保険料 : 1.5万円(14%)
趣味・娯楽費 : 0.5万円(14%)
被服費 : 0.8万円(14%)
交際費 : 0.5万円(14%)
日用品・雑費 : 0.5万円(14%)
小遣い(夫婦計) : 2.5万円(14%)
教育費 : 2.5万円(14%)
その他 : 0.7万円(14%)
貯蓄 : 3.0万円(14%)
支出合計 : 25.0万円(14%)
14%を貯蓄に回し、もちろんボーナスには手をつけない前提だ。自分の手取り額から理想の家計を想定して、現実とどれぐらいかけ離れているのかを検証しよう。
住居費・通信費は節約効果が高い
「節約をしよう」と決意した時に、多くの人が「食費を削る」「電気をこまめに消す」といった節約術を実践する。しかし、こういった節約術はストレスが溜まるわりに、ほとんど効果がない。
節約をする上で最も効果があるのは、「住居費」「通信費」といった固定費だ。まずはここから検証しよう。
「住居費」
住居費は毎月一定額が掛かるが、この費用を削ることができればかなりの節約につながる。
賃貸で借りている場合、思い切って家賃の安いところに引っ越すこともありだ。また、これから引っ越しをする方は、かならず家賃交渉をしよう。家賃を3,000円下げることができれば、年間36,000円の節約になる。
また、マイホームの方は、住宅ローンの借り換えを検討してみよう。面倒で手をつけない方が多いが、数百万円単位で支払い額が変わってくる。
「通信費」
通信費で最も多いパターンは、「夫のスマホ8,640円」「妻のスマホ8,640円」「家のパソコン4,000円」といったケースだ。2万円を超えてしまっており、明らかに無駄遣いだ。
私はドコモの白ロム端末を購入し、DMMモバイルの格安スマホで運用している。大手キャリアと比べて料金は半額以下になったが、利便性に大した違いはない。
↓私が白ロム端末を利用した記事はコチラ
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1つ1つクリアしていこう
家計簿を付けられるようになり、家計簿の費目ごとに予算を立てたら、1つ1つクリアしていこう。
すべての項目で予算達成を目指すと、挫折してしまう可能性が高い。「今月は食費を3万円以内に抑える」「今月は通信費と保険を見直す」といった具合に、毎月目標を立てて実践していけば、半年後には無駄な出費を抑えられるようになる。
ぜひ、実践してみてほしい。
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