やりくり上手な妻になる
アベノミクス景気で株価は上がっているが、あなたの家計の給料は順調に上がっているだろうか?
この好景気の背景には、株高・円安がある。各企業では円安の影響で輸出が伸び、トヨタなど過去最高益を叩き出している企業も多い。
しかし、一般家庭はどうだろうか?円安の影響で、輸入品は軒並み高くなり、原材料が高騰していることから食品は全体的に値上げが止まらない状況だ。国の調査でも、「生活が苦しい」と答えた方は、過去最高の62.4%に上る。
旦那の給料が上がらない妻にとって、物価が高くなることで家計は苦しくなっている。そこで、やりくり上手な妻になるために、必要なポイントをまとめた。
日常生活で「節約」をアピールされると、旦那さんは快く思わないものだ。「節約=自分の稼ぐが足りないから」と考えてしまい、夫婦関係がギクシャクしてしまう。
理想的なのは、生活水準を落とさずに費用を削減する節約法だ。詳しく解説していく。
やりくり上手になるために ①家計の出費を把握する
まず大前提として、あなたは自分の家計を把握できているだろうか?
「食費はどれくらい使っている?」「光熱費は?」「保険料は?」といったことに答えられないようでは、節約以前の問題だ。
「何に使ったか分からないうちに、お金がなくなっている。」という方は、まず家計簿の作成から始めよう。これまで家計簿で挫折した経験がある方も多いが、家計簿は全く難しくない。
家計簿を作成する上でオススメなのが、自動家計簿作成サービス「マネーフォワード」だ。私は様々な家計簿サービスを利用したが、現状では圧倒的にマネーフォワードのサービスが素晴らしい。
自動家計簿作成サービス「マネーフォワード」とは、銀行・クレジットカード・証券会社などの情報を登録しておくと、利用履歴を全て一括管理ができる。
例えば、水道代3,500円が銀行から引き落とされていたとすると、勝手に「光熱費(水道代)」に割り振られて、家計簿が入力される。クレジットカードの利用履歴も全て割り振ってくれるので、可能な限りクレジットカード払いにすると自動で家計簿が付けられるのだ。
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家計簿のフリーソフト|マネーフォワードが圧倒的に便利
やりくり上手になるために ②旅行/美容はクレジットカードのポイントで支払う
自動家計簿作成サービスを利用する上で、クレジットカードは欠かせない。
クレジットカードの利用履歴を全て家計簿に割り振ってくれるからだ。現金で支払った場合は、自分でスマホからアプリで利用したことを記帳する必要がある。
クレジットカードを利用する上で、最もオススメなのが「リクルートカードプラス」だ。クレジットカード業界の中でも、還元率2.0%は圧倒的なサービスとなっている。
なぜこれだけの還元率を提供できるのか?それは、貯まったポイントはリクルートが運営するサービスで利用可能なポイントだからだ。
リクルートで最もメジャーなのが「ホットペッパービューティー」「じゃらん」だ。ほとんどの方は美容院に行っているので、ホットペッパービューティーを経由すれば貯めたポイントを使って無料で美容院に行くことができる。また、じゃらんで家族旅行に行くのも良い。
↓リクルートカードプラスの詳細はコチラから
リクルートカードプラスは還元率2.0%|最大限活用する方法10選
リクルートのサービスは充実しているのでこれだけでも十分活用できるが、リクルートのポイントはPontaポイントと交換できるようになった。
手数料無料で交換可能なので、ローソンなどで使えるPontaポイントに交換できることで、一気に幅が広がった。
↓リクルートカードとPontaポイントの連携についてはコチラ
リクルートポイントとPontaポイントが連携可能に!Ponta利用者は必読
ほとんど全ての買い物をクレジットカードで行っていれば、年間200万円以上は使うことになる。200万円の場合、4万円分のポイントがもらえる計算だ。クレジットカードをきちんと活用すれば、これだけお得になることを把握してほしい。
やりくり上手になるために ③無料/格安のサービスを利用する
家計の出費を抑えるためには、無料・格安のサービスを利用することは欠かせない。
無料のサービスで代表的なのが「図書館」だ。図書館では、最新の本でも簡単に借りることができる。
しかも、ネット上で予約をすると、最寄りの図書館まで持ってきてる。図書館の予約で活用してほしいのが、「カーリル」というサービスだ。
「カーリル」をダウンロードすると、Amazonの本を探すページで図書館の蔵書を検索することができる。これで本を探す手間が一気に減るので、読みたい本があればカーリルを使って検索してみよう。
↓「カーリル」の詳細は下記の記事をチェック
図書館で本代を節約|「カーリル」と「amazon」を使いこなす
また、格安サービスも現在様々なサービスが展開されている。私が活用しているのが、月432円で雑誌120誌が読み放題となる「dマガジン」だ。
dマガジンという名称だが、ドコモと契約する必要はない。表的な週刊誌・メンズファッション・レディスファッション・ビジネス・グルメなど、定期的に発刊されているメジャーな雑誌は、ほぼカバーされている。
わざわざ雑誌を買わなくても、このアプリがあれば十分に楽しむことができる。
↓「dマガジン」の詳細はコチラ
dマガジンの評判|432円で雑誌120誌が読み放題の驚くべきサービス
やりくり上手になるために ④不意に必要になるお金を積立貯金する
やりくり上手な方は、急な出費に対しても別の積立を用意している。
冠婚葬祭や車検など、急な出費が発生する場合が多い。そこで、1年にどれだけの急な出費があるかを想定しておき、毎月積立をすることをオススメする。
そこでオススメするのが、住信SBIネット銀行の「目的別口座」だ。代表口座の他に最大5つ(合計6つ)の口座を作ることができる。お金の出し入れはパソコン・スマホから24時間可能で、自分で口座名を作ることが可能だ。同じ銀行口座内なので、手数料も無料となっている。
住宅資金や教育費なども、別の口座で管理しておくと現在の状況が分かりやすくなる。家計の費用を明確にすることで、あなたの家計の全体像を掴むことができ、結果的に必要な費用だけを使う家庭になる。
↓住信SBIネット銀行「目的別口座」の詳細はコチラから
目的別口座を使いこなせば貯金ができるようになる!あなたが設定すべき口座5つ
やりくり上手になるために ⑤買い物を週1回に減らすことで食費の節約に
食費の節約法は様々な方法があるが、最も効果があるのが「スーパーに行くのを週に1回にする」ことだ。
毎日のようにスーパーに行って特売品を買う方がいるが、どうしても無駄な物まで買ってしまう。予定していた物の他に、特売のお菓子などを購入してしまうためだ。
食費の設定は、月ではなく週単位にしよう。例えば、週に3,000円と決めたら3,000円以内で買い物をする。これを徹底することで、食費は大幅に節約できる。
↓食費の節約法は下記の記事をチェック
食費を抑える方法|食費節約に欠かせない4つの知識
やりくり上手な妻は収入も作り出す
これまでは家計の出費を抑える方法を紹介したが、やりくり上手な妻は収入も作り出す。
パートに出かけるなどの他にも、収入を稼ぐ方法はある。例えば、ヤフオクやメルカリなどで不要な物を出品する方法だ。
ヤフオク(ヤフーオークション)やメルカリ(フリマアプリ)では、自宅の不要な物を出品することができる。リサイクルショップに持っていくよりも、直接交渉をするので高く買い取ってもらえる。
子育てをしていると、子供の服はすぐに着れなくなる。そこで、ヤフオクやメルカリで出品してお金を稼ぎ、その費用で新しい物を買えば出費が大幅に少なくなる。
リサイクル・リユースをすると、家計の出費は大幅に減る。ぜひ挑戦してみてほしい。
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