格安SIMで通信が圧倒的に速い「UQモバイル」
格安SIMでは通信の遅さが問題になる時が多いですが、通信の速さで他者を圧倒しているのが「UQモバイル」です。
格安SIMでは、スマホの利用が増える平日の昼間などは通信が遅くなりがちです。しかし、UQモバイルを使っていて、速度の遅さは感じたことがありません。
UQモバイルはau系の格安SIMなので、au端末を使うこともできます。詳しく解説していきます。
au系のスマホの使い方
UQモバイルを使用する場合、下記のいずれかで機種を用意します。
・機種付きのプランに加入する
・SIMフリー端末を購入する
・au端末を利用する
au端末を利用する場合、自分がauに入っていて解約し、その機種をそのまま利用することができます。
この時に注意が必要です。2012年~2014年冬までに発売されたau端末は、何もしなくてもSIMカードを挿入すれば使えるようになります。
2014年冬以降に発売されたVoLTF対応端末を利用する場合、auショップでSIMロック解除が必要になりますので、ご注意ください。
また、白ロム端末をといって、新品や中古でau端末を購入することも可能です。
UQモバイルの料金プラン
まず、基本的な料金プランをご紹介します。
データ高速プラン 3GB : 980円
データ高速+音声通話プラン 3GB : 1,680円
データ無制限プラン : 1,980円
データ無制限+音声通話プラン : 2,680円
データ無制限プランは、通信速度が500kbpsに制限されます。UQモバイルの最大メリットである通信の速さを生かすには、データ高速プラン一択となります。
しかし、無制限のプランも遅すぎることはなく、Fuluの動画などはサクサク見ることが出来ました。
また、2017年2月よりサービス内容が一新される「おしゃべりプランS」と「おしゃべりプランM」があります。
おしゃべりプランSは、月2GBまでですが、5分以内の電話かけ放題が付いてきて、最初の1年目が月額1,980円、2年目が月額2,980円となります。
おしゃべりプランMは、月6GB+5分かけ放題となります。最初の1年目が月額2,980円、2年目が月額3,980円となります。
しかし、おしゃべりプランには注意が必要となっています。
・新しいスマホが必要じゃない場合は少し割高になる
・電話をそんなにしない場合は割高なプランになる
・auまたはau系の格安SIMからMNPすると割高になる可能性が高い
・2年後に割高なプランになる
スマホもセットのプランになっているので、この4つの条件に当てはまらなければお得なプランとなりますので。
また、初期費用は3,000円となり、音声通話プランで12ヶ月以内に解約すると、解約手数料が9,500円掛かります。嬉しいのは、通常150円程度掛かるSMSが無料となります。
その他のオプションは下記となります。
・電話基本パック(留守番電話) 380円/月 (← 無料の留守番電話の設定の仕方)
・端末補償サービス 380円/月
・メールサービス 200円/月
・通話明細サービス 100円/月
UQモバイルのメリット5選
それでは、UQモバイルのメリットから紹介していきます。
・格安SIMの中で圧倒的な速さと安定性
やはり、UQモバイルのメリットは通信の速さです。
サービス開始当時は通信が速い会社が多いですが、ここまで速さを維持できているのはau系の格安SIMであることが大きいです。ドコモの通信網は様々な格安SIMが使っていますが、auはかなり限られているためです。
・ターボ機能でデータ通信量を節約
UQモバイルには、通信速度が300Kbpsになる代わりに、データ通信量を消費しないターボモードがあります。LINEやTwitterなどのSNSや、Apple Musicなどの音楽ストリーミングであれば、十分な速さをです。
・他社からのMNPで使えなくなる期間がない
通常、MNPで格安SIMに移る場合、解約→使用開始まで数日掛かることがあります。
しかし、UQモバイルでは、契約した1週間後に自動的に回線が切り替わるので、MNPの時でもすぐに切り替えることが可能です。また、UQモバイルのSIMカードが届いたら、1週間を待たずにネット上で回線を開通することができます。
・auのスマホがそのまま利用できる
他の格安SIM会社では、ほとんどがdocomoの通信網を使用しています。auの端末を使用できる格安SIM会社は限られています。
UQモバイルは数少ないauのスマホが使える格安SIMです。先ほどの機種によって注意事項はあるものの、2年経ってもまだ使えるau端末を持っていれば、乗り換えることで使用料を劇的に引き下げることができます。
・SMS利用料が無料
ショートメールなどで使用するSMSが無料となります。通常の格安SIMでは月額150円程度かかります。
「ショートメールなんていらないよ」と思うかもしれませんが、ショートメールはLINEや銀行のアプリなど、個人確認にも使われます。必要な人が多いので、無料なのはありがたいです。
UQモバイルのデメリット3選
続いて、UQモバイルのデメリットを紹介します。
・プランが少ない
せっかく格安SIMの中で圧倒的な通信の速さにも関わらず、選べるのが3GBコースとなります。おしゃべりプランの6GBコースがお得な人はいいのですが、多くのケースで割高になってしまいます。
通信の速さを求める人は、通信量も多いケースがほとんどです。プランが少ないので、途中で通信量を変更することも出来ません。
・選べる機種が少ない
楽天モバイルなどに比べると、選べる機種は少ないです。自分に合った端末がなければ、白ロム端末を探してみましょう。
・3Gのデータ通信ができない
au系の格安SIMでは、UQモバイルに限らず3Gのデータ通信が出来ません。
地方に住んでいる方は、携帯が「3G」と表示される場合があると思います。UQモバイルでは、この時は通信ができなくなってしまいます。
au端末を使いたい人はオススメ
通信量が少なく、au端末を使いたい人にとって、UQモバイルは入る価値のある格安SIMです。
また、速さは必要ないけどFuluやApple Musicなどを使用する方は、データ無制限プランも魅力になります。
価格も安く通信の安定感は抜群なので、ぜひ検討してみましょう。
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