30代で必要な貯金額は?年間30万円の貯金は必須!

 

30代の貯金事情

30代の貯金事情同世代の人と貯金や給料の話はしないので、自分と同じ年代の貯金事情を知りたいという方は多い。

特に30代は、結婚・出産・マイホームの購入など、お金が掛かる時期だ。「貯金が無いけど他の家庭では貯金しているの?」と疑問に持つ方も多いだろう。

結論からいうと、30代の貯金中央値は200万円ピッタリだ。中央値よりも上を目指す上で、貯金300万円は最低でも持っていてもらいたい。

独身の方だけでなく、ファミリー世帯も同様だ。給料が上がらない時代だが、支出をコントロールすることで貯金は貯めることができる。今20代の方は、30代になるまで10年間ほど猶予がある。年間30万円を貯金することで、10年で貯金300万円になるので、毎月の積立貯金は必ず行おう。

↓積立貯金については下記の記事をチェック
目的別口座を使いこなせば貯金ができるようになる!あなたが設定すべき口座5つ

 

30代の資産運用術

30代の資産運用術30代で普通預金しかしていない人は、すぐに資産運用の方法を見直してほしい。

まず、資産を運用する口座を3つに分けることをオススメする。「生活費用口座」「中期貯蓄口座」「長期貯蓄口座」の3つだ。

まず、「生活費用口座」には約2ヶ月分の生活費を入れておこう。生活費を出し入れする口座なので、普通預金口座で運用する。コンビニのATMで引き出し手数料無料の銀行口座を選ぼう。

↓銀行口座の選び方はコチラから
銀行の選び方|節約家なら必ず入るべき銀行ベスト3
 
 
次に「中期貯蓄口座」だ。5年以内に使う予定のあるお金を入れておく口座として、運用方法を検討しよう。

5年以内に使うお金とは、例えば「結婚」「大学入学」「旅行」「リフォーム」「家電の買い替え」「マイホームの購入」などだ。使う予定のある貯金は、資産運用によって減らすことは絶対にできない。元本保証もしくは安全な資産運用として活用しよう。

最も一般的なのは定期預金だろう。金利0.4%と仮定しても、300万円あれば年間1万2千円の利子を受け取れる。普通預金にしているのはもったいないので、必ず定期預金に預けよう。

また、元本保証型であれば「IPO投資」もオススメだ。定期預金よりも運用利益は高いので、ぜひ挑戦してみてほしい。

↓IPO投資の詳細は下記の記事をチェック
SBI証券のIPO投資で資産を年率10%以上増やす方法
 
 
最後に「長期貯蓄口座」だ。目安として、5年以上使用しないお金を貯めておく口座として運用しよう。

5年以上は使用しない資産なので、元本保証の利率が悪い資産運用ではなく、リスクを少しとってもリターンの良い投資をしよう。

 

積極的な投資法として定期預金を選ぶこともある

積極的な投資法として定期預金を選ぶこともある資産を大きく増やそうと思ったら、株・投資信託・FXなどリスクの高い資産運用を想像しがちだ。しかし、積極的な投資方法として定期預金を選ぶこともある。

ここ数年はアベノミクスにより、円安・株高が続いている。普通預金をしていた人は損をして、株やFXに投資していた人は資産を大きくすることができた。

しかし、現在はギリシャに揺れるユーロ問題や、中国の経済バブル崩壊など、いつ景気が反転してもおかしくない状況だ。

世界的な景気減速は、日本にも大きな影響を及ぼすだろう。円高・株安になることが想定される中で、定期預金は最も効率的な資産運用術となる。

このように、景気減速を想定しての定期預金であれば、安全重視の定期預金が積極的な投資方法に変わる。私自身、ここまで景気が良くなっているので、資産のほとんどを株から引き上げている状況だ。

今後どのようにして資産運用をするべきか、この機会に本気で考えてほしい。

 

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