宝くじが当たる確率|夢を見るのはもうやめよう

 

宝くじはかなり多くの人が買っている

宝くじはかなり多くの人が買っている現在、テレビCMを賑わせているのが「宝くじ1等10億円」というCMだ。あなたはもう購入しただろうか?

最近1年間に1回以上宝くじを購入した方は、51.5%にも上る。「お金が無い!」「給料が上がらない!」と言っているわりに、みんな宝くじを買っているようだ。しかも、最も購入するのが、サラリーマン管理職だという。

サラリーマン管理職は、日々の仕事に嫌気が指しているのだろうか…。何となく気持ちは分かるが、夢にすがるのはもう止めた方がいいのでは?と思ってしまう。

今回は、宝くじが当たる確率について解説する。なぜ宝くじを紹介するのかというと、節約ができない人は宝くじをよく買う傾向にあるからだ。

 

宝くじが当たる確率

宝くじが当たる確率宝くじのCMでよく聞くフレーズが、「1等2億円で前後賞が各5,000万円、1等が27本、2等81本用意されており、108人もの億万長者が誕生します!」といった内容だ。

このフレーズを聞くと、「もしかしたら当たるかもしれない」と思う方も多い。しかし、目を覚ましてほしいと思ってしまう。

宝くじを買う人は、投資能力が無く夢にすがってしまう人が多い。ここまで元が取れない投資商品は無いからだ。
 
 
 
・売上の何%が当選金になるの?

宝くじは売上の何%が当選金になるか、ご存知だろうか?宝くじの当選金は、売上の46.3%となる。

当選金 : 46.3%
収益金 : 41.1%
印刷代・PR費用 : 11.6%
社会貢献費 : 1.0%

競馬・競輪・競艇などのギャンブルは、売上の約75%が当選金として還元される。つまり、単純に還元率だけで比較すると、宝くじはギャンブルよりも還元率が圧倒的に低いのだ。

なぜここまで還元率が低いのかというと、宝くじを販売する目的が地方財政資金の調達だからだ。売上の41.1%は地方自治体の資金となり、公共事業に使われている。

そして、法律によって、当選金の割合は売上の50%以下にしなければならないというルールがある。

あなたは夢を買っているのかもしれないが、現実的に言えば「公共事業にお金を出している」だけだ。
 
 
 
・宝くじが当たる確率

これだけ還元率が悪い宝くじだが、「それでも夢を買いたい!」という方はいると思う。そこで、宝くじには様々な種類があるが、それぞれの宝くじの当選確率を紹介する。
 
 
①ジャンボ宝くじ

最もメジャーな宝くじが「ジャンボ宝くじ」だ。ドリームジャンボ・グリーンジャンボ・サマージャンボ・オータムジャンボ・年末ジャンボと、年に5回行われている。当選確率は約1,000万分の1となっている。
 
 
②totoBIG

totoは、Jリーグの試合結果を予想する宝くじだ。totoBIGの場合、1等最大6億円で当選確率は約478万分の1だ。

当選者が出ずにキャリーオーバーすると、1等配当金が増えて6億円獲得の確率が上昇する。キャリーオーバーしている時は、狙い目の宝くじと言える。
 
 
③LOTO7

ロトには様々な種類があるが、当選賞金が高いのは「ロト6」「ロト7」だ。

ロト6は1等賞金最大4億円で、当選確率は約600万分の1だ。ロト7だと、1等賞金最大8億円で、当選確率は約1,029万分の1となっている。
 
 
④チャリロト

チャリロトは聞きなれない方も多いと思う。チャリ=自転車なので、競輪の宝くじだ。

最高配当金額は12億円だが、当選確率が高く478万分の1となっている。当選金額と当選確率を考えると、最もオススメの宝くじだ。

ネットで簡単に購入できて、競輪初心者でも分かりやすい宝くじとなっている。どうせ買うのであれば、12億円を目指すのが良いだろう。
 
 
⑤WIN5

JRA(中央競馬)が開催している宝くじ風の馬券だ。最高配当金額は2億円となっており、当選確率は189万分の1となっている。

当選確率はあくまでも理論値なので、競馬に詳しい人であれば当選確率は上がる。宝くじは誰が買っても同じ条件なので、競馬に詳しい人はWIN5を買う方が良い。

 

宝くじを買うくらいなら節約や投資の勉強をしよう

宝くじを買うくらいなら節約や投資の勉強をしよう宝くじを買っている人は、安易に「夢を買う」と言いながら買ってしまう人が多い。しかし、本当にお金を増やして生活を良くしたいのであれば、まずは節約や投資の勉強をするべきだ。

宝くじに5,000円・10,000円使うのであれば、その分で本を買って自己投資に回せば、十分に元が取れる。

もしくは、10,000円あれば奥さんに何かプレゼントした方が、よっぽど幸福なのではないだろうか?

 

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