還元率2.0%を実現したリクルートカードプラス
リクルートから驚きの還元率2.0%を実現した「リクルートカードプラス」が登場した。
節約部では、これまで節約をするための最強クレジットカードとして「漢方スタイルクラブカード」「REXカード」を紹介してきた。いずれも高還元率1.75%を実現しているカードだ。
・漢方スタイルクラブカード|還元率1.75%の最強カード徹底紹介
・REXカード|節約には欠かせない還元率1.75%のクレジットカード
今回登場した「リクルートカードプラス」は、漢方スタイルクラブカード・REXカードを上回る還元率2.0%を実現した。現時点で還元率が最強のクレジットカードだ。
今回は、リクルートカードプラスを最大限活用するために知っておくべきこと10選を紹介する。
還元率2.0%を実現した理由
今までどのクレジットカードでも実現できなかった「還元率2.0%」。この還元率を実現した理由として、リクルートが運営するサイトでのみポイントを使用できるという理由がある。
漢方スタイルクラブカード・REXカードは、現金還元が出来るクレジットカードだ。請求金額からポイント分の金額を差し引くことができるので、ポイントの使い勝手はこれ以上ないほど便利だ。
リクルートカードプラスのポイントが使えるサイトは下記となっている。
・じゃらん
・HOT PEPPER グルメ
・HOT PEPPER Beauty
・ポンパレ
・ポンパレモール
・じゃらんゴルフ
・MARQREL
・ERUCA
・Fun★Cart
・ごちまる
つまり、普段から出張のビジネスホテルをじゃらんで予約していたり、ネイルや美容院の予約をHOT PEPPER Beauryでしているという方であれば、リクルートカードプラスを利用するメリットが大きい。
年会費無料で還元率1.2%の「リクルートカード」も同時に登場
リクルートカードプラスは、年会費が2000円(税別)となっている。年会費無料のクレジットカードを持ちたいという方のために、年会費無料で還元率1.2%の「リクルートカード」も同時に登場した。
例えば、実家に住んでいて生活費を払っていないといった方は、年会費無料のリクルートカードを選ぶべきだ。
年会費無料で還元率1%を超えるカードはほとんどない。リクルートカードも見逃せない選択肢だ。
「リクルートカードプラス」「リクルートカード」のどちらを選ぶべき?
年会費2000円(税込2160円)で還元率2.0%の「リクルートカードプラス」と、年会費無料で還元率1.2%の「リクルートカード」はどちらを選ぶべきだろうか?
選ぶ基準となるのが「年間で262,500円を利用するかどうか」だ。月額にすると21,875円以上利用するのであれば、リクルートカードプラスの方がお得になる。
・年間10万円を利用した場合
リクルートカード ⇒ 1,200円
リクルートカードプラス ⇒ -160円(ポイント2,000円-年会費2,160円)
・年間20万円を利用した場合
リクルートカード ⇒ 2,400円
リクルートカードプラス ⇒ 1,840円(ポイント4,000円-年会費2,160円)
・年間30万円を利用した場合
リクルートカード ⇒ 3,600円
リクルートカードプラス ⇒ 3,840円(ポイント6,000円-年会費2,160円)
・年間50万円を利用した場合
リクルートカード ⇒ 6,000円
リクルートカードプラス ⇒ 7,840円(ポイント10,000円-年会費2,160円)
・年間100万円を利用した場合
リクルートカード ⇒ 12,000円
リクルートカードプラス ⇒ 17,840円(ポイント20,000円-年会費2,160円)
生活費を支払っているのであれば、年間100万円を超える方が多いだろう。安易に年会費無料のリクルートカードを選ぶのではなく、現状の生活を考えてクレジットカードを選ぶようにしよう。
リクルートの運営するサイトを利用すると還元率がさらに高くなる
還元率2.0%は他のクレジットカードを圧倒しているが、リクルートが運営するサイトを利用するとさらに還元率が高くなる。下記のポイントはリクルートカードプラスを使った場合のポイント還元率だが、リクルートカードでもプラス分のポイントは同じだ。
・じゃらん ⇒ 4%(+2%)
・HOT PEPPER グルメ ⇒ 4%(+2%)
・HOT PEPPER Beauty ⇒ 4%(+2%)
・ポンパレ ⇒ 4%(+2%)
・ポンパレモール ⇒ 5%(+3%)
・じゃらんゴルフ ⇒ 3%(+1%)
・MARQREL ⇒ 4%(+2%)
・ERUCA ⇒ 5%(+3%)
・Fun★Cart ⇒ 2%(+1%)
・ごちまる ⇒ 3%(+1%)
旅行や美容費は高いので、これだけ還元率が上がるのはかなりの節約につながる。これらのサイトを使う目的で、年会費無料のリクルートカードをサブカードとして作るのもアリだろう。
VISAとJCBが選べる
リクルートカード・リクルートカードプラスでは、「VISA」か「JCB」を選ぶことができる。
クレジットカードを作る時に、何となくブランドを選んでしまう方が多い。しかし、リクルートカードのVISA・JCBを選ぶ時は、下記の内容を読んで選んでほしい。
①ETCカードを利用するかどうか
リクルートカードプラスをメインカードとして利用する場合、車を持っている人であればETCカードも申し込む方が多いだろう。
ETCカードは、JCBを選んだ場合は無料で新規発行することができる。VISAの場合、手数料1000円(税別)が掛かるので注意しよう。
②電子マネーへのチャージ
高還元率のクレジットカードを使うのであれば、必ず活用してほしいのが電子マネーとの連携だ。
電子マネーへお金をチャージする場合、クレジットカードからチャージすることができる。クレジットカードのポイント+電子マネーのポイントをダブルでもらうことができるのだ。
nanacoカードを例に挙げてみよう。リクルートカードプラスからnanacoカードにチャージした場合、2.0%のリクルートポイントがもらえる。
さらに、nanacoカードで決済した場合、100円につき1nanacoポイント(還元率1%)がもらえるのだ。つまり、セブンイレブンやイトーヨーカドーで買い物をした場合、常に3%分のポイントがもらえることになる。
VISA・JCBを選んだ場合、下記の電子マネーと連携できる
「VISA」
⇒楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA
「JCB」
⇒nanacoカード・モバイルSuica
モバイルSuicaは両方と連携できるため、楽天Edyを使う場合はVISA、nanacoカードと連携する場合はJCBを選ぶべきだ。Edyは200円で1ポイント(還元率0.5%)、nanacoカードは100円で1ポイント(還元率1%)の電子マネーとなっている。
また、家族カードはどちらを選んでもリクルートカードは無料、リクルートカードプラスは年間1000円(税別)となっている。
nanacoカードは使い勝手抜群
nanacoカードを利用すれば、イトーヨーカドーやセブンイレブンでお得に買物ができる。リクルートカードプラスでチャージ(還元率2%)し、nanacoカードで決済(還元率1%)した場合、還元率が3%になるためだ。
普段使いするコンビニやスーパーで還元率が3%になれば、年間でかなりの金額を節約できる。
また、nanacoカードの使い勝手が良いのは、2つの理由がある。
①税金を支払える
nanacoカードの凄い機能が、税金を支払うことができる点だ。もちろん、クレジットカードで税金を払うことはできない。
nanacoカードで税金を支払った場合nanacoポイントは付与されないが、リクルートカードプラスからnanacoカードにチャージする際のポイント(還元率2%)はもらうことができる。
nanacoカードで支払える税金は下記となっている。
・国民年金
・国民健康保険
・固定資産税
・所得税
・住民税
・消費税
・不動産取得税
・自動車税
・軽自動車税
個人事業主の方であれば、かなりの金額を支払っているだろう。百万円単位の税金に2%のポイント還元が受けられるので、必ず活用してほしい。
また、会社員の方でも自動車税や固定資産税を支払う必要がある。現金で支払うのは本当にもったいないので、nanacoカードを活用しよう。
②クオカードを購入できる
「普段行くコンビニはローソンやファミリーマートだから関係ない」と思わないでほしい。
nanacoカードを使ってクオカードが購入できるためだ。クレジットカードでは、クオカードを購入することはできない。
この場合、nanacoカードのポイントは付与されないが、リクルートカードプラスからnanacoカードにチャージする際のポイント(還元率2%)はもらえる。
コンビニで販売されているクオカードは、5,000円のカードで70円・10,000円のカードで180円のプレミアがつく。10,000円分のクオカードを購入すれば、1.8%の還元が受けられるのだ。
つまり、10,000円分のクオカードを購入すれば合計で3.8%の還元が受けられることになる。クオカードは様々なコンビニやファミレスなどで使用することができるので、使い勝手が良い。
ポンパレモールの今後に期待
ポンパレモールは、リクルートが運営するショッピングサイトだ。楽天市場やYahoo!ショッピングのような、ネットショップの集合体となっている。
楽天市場の店舗数が4万店舗に対し、ポンパレモールは約600店舗とまだまだ発展途上だ。しかし、毎月100店舗ほどが登録されており、今後は店舗数や品揃えが充実していく予定となっている。
リクルートカードプラスを使うと、ポンパレモールで3%+リクルートカードプラスで2%のポイントが付与されるため、合計で還元率が5%となる。他のモールに比べ、圧倒的な還元率を実現している。
また、大手のショッピングサイトは楽天市場・Yahoo!ショッピング・ポンパレモールなど、いくつかのサイトに登録している。こういった大手サイトは同じ金額でどのモールでも商品を展開することが多いため、ポンパレモールの還元率5%を活用すれば安く手に入る場合が多い。
じゃらん・HOT PEPPER Beautyだけでなく、ポイントの使用先としてポンパレモールも今後に期待できる。
リクルートカード(プラス)の旅行保険
リクルートカードに比べ、リクルートカードプラスは旅行保険も充実している。
リクルートカードは、海外旅行保険が最高2,000万円補償(利用付帯)、国内旅行保険が最高1,000万円補償(利用付帯)だ。これに対し、リクルートカードプラスは、海外・国内ともに旅行保険が最高3,000万円補償(自動付帯)となっている。
補償金額もさることながら、リクルートカードプラスは自動付帯となっている。利用付帯とは、旅行費用をクレジットカードで支払った場合のみに補償が受けられるが、自動付帯はクレジットカードで決済していなくても持っているだけで補償が受けられる。
リクルートポイントとPontaポイントが相互交換可能に
リクルートポイントとPontaポイントが7月から相互交換可能になった。
リクルートカードを使う上で、ローソンやGEOなどで使えるPontaポイントに交換ができるのは大きなメリットだ。
ポイントの相互交換は100ポイントからでき、ポイント交換手続きをすると即時に反映される。ポイントの交換は時間が掛かるイメージがあるが、即時反映なので思い立ったら使えるのは嬉しい。
リクルートカード(プラス)で旅行や美容費が掛からなくなる
リクルートカードプラスの還元率2.0%は、他のクレジットカードでは実現できない還元率だ。
このポイントを使って、旅行・出張・ネイル・美容院といった費用を大きく節約することができる。こういった費用にお金が掛かっていた方は、リクルートカード(プラス)を活用しよう。
【関連記事はこちら】