年会費無料で還元率1.2%の最強クレジットカード
節約をしていく上で、クレジットカードの選び方はとても重要だ。
今ではほとんどの決済がクレジットカードで出来るので、可能な限りクレジットカード払いにすると年間100万円は超えるケースがほとんどだ。年間100万円を現金払いしている人に比べ、ポイント還元率1%のクレジットカード払いにしている人は年間1万円分のポイントが付くことになる。
年会費無料で最も有名なクレジットカードは「楽天カード」だ。すべての決済でポイント還元率1%が付与され、楽天ポイントとしてもらうことができる。
しかし、私は楽天カードを選ぶメリットは無いと思っている。年会費無料のクレジットカードを選ぶのであれば、「リクルートカード」がポイント還元率1.2%を達成しているためだ。
今回は、「リクルートカード」について徹底的に解説していく。
リクルートカードのメリット6選
まずは、リクルートカードのメリットを6つ紹介する。
・ポイント還元率1.2%
リクルートカードの驚くべき点は、ポイント還元率1.2%を達成していることだ。年会費が有料のカードでも、ポイント還元率1.2%を達成しているカードは少ない。
月に10万円の決済をしているのであれば、1,200円分のポイントが付与されることになる。つまり、今までと同じようにお金を使っていても、現金払いからリクルートカード払いに変更するだけで月1,200円の節約に繋がるのだ。
年間だと14,400円の節約ができることになる。この違いは大きい。
・リクルート運営のサイトはさらにポイント還元率がアップする
リクルートが運営するサイトを利用すると、ポイント還元率はさらにアップする。これらのサイトでは、貯めたポイントを使うこともできる。
・じゃらん ⇒ 3.2%(+2%)
・HOT PEPPER グルメ ⇒ 3.2%(+2%)
・HOT PEPPER Beauty ⇒ 3.2%(+2%)
・ポンパレ ⇒ 3.2%(+2%)
・ポンパレモール ⇒ 4.2%(+3%)
・じゃらんゴルフ ⇒ 2.2%(+1%)
・MARQREL ⇒ 3.2%(+2%)
・ERUCA ⇒ 4.2%(+3%)
・Fun★Cart ⇒ 2.2%(+1%)
・ごちまる ⇒ 2.2%(+1%)
普段から出張や旅行をしている方は「じゃらん」を使ったり、ネイルや美容院の予約を「HOT PEPPER Beauty」でしている方は、メリットが大きい。
・Pontaポイントに交換できる
2015年7月より、リクルートポイントはPontaポイントに交換できるようになった。手数料は発生せず、1リクルートポイント=1Pontaポイントとなる。
この業務提携により、リクルートカードのポイント利用先が大きく増えることになった。Pontaはローソン・ケンタッキー・昭和シェル・ゲオなど、様々な場所で使うことができる。
私は貯めたポイントをHOT PEPPER Beautyで使っている。美容院は定期的に行くため、これまでポイントの利用先で困ったことはないが、Pontaポイントに引き換えることができるとさらにポイントの利用には困らなくなる。
・nanacoカードにチャージできる
リクルートカードはVISA・JCBの2つからブランドを選べるが、JCBを選ぶとnanacoカードにチャージすることができる。
年会費無料でポイント還元率1.25%を達成している「REXカードライト」では、nanancoチャージだとポイント付与率は0.25%のみとなる。しかし、リクルートカードであればnanacoチャージでも1.2%分のポイントがもらえることになる。
このメリットだけでもリクルートカードを選ぶ価値があると私は思っている。私は普段からセブンイレブンを利用しているため、下記のようにポイントがもらえるためだ。今回は1000円チャージしたとして計算する。
・リクルートカードからnanacoカードに1000円チャージする → 12P(リクルートポイント)
・nanacoカードで1000円の商品を買う → 10P(nanacoポイント)
つまり、合計22ポイントがもらえるため、ポイント還元率は驚異の2.2%となる。しかも、nanacoカードで決済すると安くなる商品があったり、期間限定でnanacoポイント2倍の時もある。
ここまでお得なnanacoカードだが、もっと大きなメリットがある。それは、nanacoカードでは税金や公共料金の支払いが可能な点だ。
nanacoカードで支払える税金は下記となっている。
・国民年金
・国民健康保険
・固定資産税
・所得税
・住民税
・消費税
・不動産取得税
・自動車税
・軽自動車税
nanacoカードのポイントは付与されないが、リクルートカードからnanacoカードへのチャージにはポイントが付与される。つまり、税金は公共料金を支払う際にもポイントがもらえることになる。
税金は年間で数十万円になるので、カード払いできるメリットは絶大だ。
・JCBブランドであればETCカードが無料
リクルートカードでETCカードを利用する場合、VISAを選ぶと年会費1,080円が発生する。JCBブランドを選ぶと無料になるので、nanacoカードのチャージやETCカードを利用する方はJCBブランドを選ぼう。
・旅行保険も付与
旅行保険は、海外最高2,000万(利用付帯)/ 国内最高1,000万(利用付帯)となる。
自動付帯ではなく旅行代金をカード払いする必要があるが、旅行保険が付与されているのは嬉しいメリットだ。
リクルートカードのデメリット2選
リクルートカードのデメリットも紹介する。
・現金還元ではない
クレジットカードのポイントで最も使いやすいのが「現金還元」だ。現金還元とは、利用金額からポイント分を差し引いてくれるポイント利用方法だ。
リクルートカードはリクルートが運営するじゃらん・ホットペッパービューティーなどだけでなく、Pontaポイントに引き換えてローソン・GEOなどでも利用可能だ。しかし、現金還元に比べると利便性では劣る。
・ポイント利用には申請が必要
ほとんどのクレジットカードでは、貯めたポイントは利用する申請が必要だ。リクルートカードも貯めたポイントは自分で使わなければいけない。
P-oneカードなど、貯めたポイントを自動的に利用金額から差し引くクレジットカードも一部ではある。大きなデメリットではないが、ほとんどパソコンを使わない・面倒くさがりな人はP-oneカードをオススメする。
↓「P-oenカード」については下記の記事をチェック!
P-oneカード|年会費無料で請求額から自動で1%OFFの便利なカード
nanacoカードにチャージできるメリットは大きい
リクルートカードは、ポイント還元率1.2%なだけでなく、nanacoカードにチャージできることが大きなメリットだ。
普段からセブンイレブンを使っている人は、nanacoカードへのチャージ用としてリクルートカードを所持するのもアリだ。ポイント還元率1.2%は驚異的だが、年会費無料なのでサブカードとしても機能する。
nanacoカードでは、クオカードを購入することも可能だ。nanacoポイントは付与されないが、クオカードは10,000円分で180円のプレミアが付く。つまり、1.2%(リクルートポイント)+1.8%(プレミア)=3.0%の還元率でクオカードを購入することができる。コンビニを頻繁に利用する人にとって、お得な裏技だ。
年会費無料のクレジットカードを探しているのであれば、リクルートカードは本当にオススメだ。
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