携帯の「かけ放題」は比較してから加入しよう
携帯電話各社が導入した「かけ放題」。契約を検討している方は、ちょっと待ってほしい。
かけ放題とは、国内の音声通話が基本料金2700円でかけ放題になるというサービスだ。NTTドコモが実施したサービスに、ソフトバンクとauが追従した。
NTTドコモ「カケホーダイ&パケあえる」は、提供開始から2ヵ月を待たずして600万契約に達し、上々の評判となっている。
たくさん通話をする方にとって、「かけ放題」はありがたいサービスだ。しかし、全ての人にとってお得なサービスというわけではない。
今回は、これまで節約部で紹介した「楽天でんわ」や「LINE電話」との比較も合わせて、携帯のかけ放題を検証する。
「楽天でんわ」「LINE電話」について
節約部では、これまで通話料の節約術として「楽天でんわ」と「LINE電話」を紹介した。
楽天でんわは、携帯の大手3キャリアよりも通話料が半額になる。10円/30秒の通話料金を設定しており、基本料金も掛からない。
↓楽天でんわの詳しい内容はコチラから
通話料が半額になる「楽天でんわ」は最強の携帯代節約アプリ
また、LINE電話は14円/1分の通話料金を実現している。大手携帯キャリアは1分換算で40円/1分、楽天でんわは20円/1分のため、最も安いサービスとなっている。
さらに、LINE電話には更に安い「30日プラン」も用意されている。
↓LINE電話の詳しい内容はコチラから
LINE電話で通話料を節約|iPhoneでも使用可能に
この2つのサービスとも比較して、携帯のかけ放題2700円が安いかどうかを検証する必要がある。
元々展開しているサービスも考慮する
ドコモ・ソフトバンク・auでは、元々実施している通話料金サービスがある。
同じキャリア同士であれば、au・ソフトバンクは21時から翌1時までを除く20時間の間は、通話料金が無料だ。ドコモは、月額667円のオプション料金を払って「Xiカケ・ホーダイ」に加入すると、時間制限なくドコモ同士が24時間無料になる。
あなたの友達や家族が同じキャリアが多いのであれば、このサービスを使えば十分だろう。
携帯のかけ放題に加入するべきかどうか
現在では、インターネット回線を使った無料通話も様々なサービスがある。最も有名なのは「LINE」だ。
LINEのユーザー同士はインターネット回線電話が無料のため、電話を頻繁にする人とLINEで繋がっているのであれば、わざわざかけ放題に加入する必要は無いだろう。
様々なサービスを活用すると、月額2700円という通話料金はかなりたくさん通話する人でないとお得にならない。安易に契約をするのではなく、本当に携帯の「かけ放題」が自分にとってお得かどうか、検証してみよう。
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