格安スマホのメリット・デメリットを把握しよう
あなたが電話をあまり使わないのであれば、格安スマホに変えることでかなりの節約ができる。
現在、各キャリアで定番のプランは月額8,000円(税別)だ。下記の内容となっている。
基本使用料:2,700円(カケホーダイ込み)
インターネット利用料:300円
インターネット通信量:5,000円(5GB)
毎月8,000円(税抜)なので、年間で96,000円(税抜)をスマホに支払っていることになる。家族2人だと192,000円(税抜)だ。
大手キャリアのスマホ利用料があまりに高いので、格安スマホに切り替える方が急激に増えている。しかし、安いからといって安易に切り替えてしまうと、後悔してしまう場合も多い。
今回は、格安スマホのメリット・デメリットを紹介する。
格安スマホのメリット
格安スマホのメリットは、下記の2つだ。
①月額料金が安い
大手キャリアの料金体系は、月額8,000円(税抜)の代わりに端末代金が2年間の利用で0円になることだ。
格安スマホの場合、端末代金は別途発生する。通信量が同じ5GBの音声通話込プランであれば、DMMモバイルで月1,980円+端末代だ。SIMフリースマホで最も人気のあるZenfone5は端末代金26,800円(税抜)のため、2年間使用する場合は月1,116円(税抜)だ。
1,980円+1,116円=月3,096円(税抜)
通話料は別途掛かるものの、大手キャリアに比べて半額以下で運用できる。
②2年契約の縛りがない
大手キャリアの場合、2年契約で25ヶ月目に解約をする場合は解約料が掛からない。しかし、解約を忘れていると、26ヶ月目以降は更に2年間経たないと、9500円(税抜)の解約料が掛かってしまう。
あなたが欲しい端末がもうすぐ出るのに、2年縛りなので欲しい機種が買えない場合など、2年縛りは不都合なことが多い。
格安スマホの場合、その会社にもよるが1年以上使っていればいつでも解約できるプランが多くなっている。自由度が増すので、かなりのメリットだ。
格安スマホのデメリット
格安スマホは端末料金が安いが、デメリットもある。
①通話料が高い
現在、大手キャリアでは通話は基本料金の中に含まれているので、別途費用が掛からない。しかし、格安スマホの場合は20円/30秒(税抜)だ。
通話が安くなる「楽天でんわ」のアプリを使えば、半額の10円/30秒(税抜)となる。(登録料や月額使用料はなし)また、LINEやskypeなどを使用している方は、通常の電話をする機会は少ないだろう。
格安スマホを利用する条件として、通常の電話が少ない人しかお得にならない。電話を頻繁にするのであれば、カケホーダイを展開している大手キャリアを利用しよう。
②キャリアメールが使えない
LINEで連絡を取るので、メールアドレスを使わなくなったという人は多い。格安スマホでは、「@docomo.ne.jp」「@softbank.ne.jp」といったメールアドレスがない。
Gmailなどを使えば無料でメールを使えるので問題ないが、キャリアメールがないのはデメリットとなる。
③対面サポートがない
格安スマホが安い理由は、大量のテレビCM投下や全国にお店を展開する人件費などがないためだ。大手キャリアであれば、困ったときにお店へ行けば対応してくれる。しかし、格安スマホは電話でのサポートのみなので、スマホの初心者にはオススメしない。
格安スマホを利用する上での注意点
格安スマホを利用する場合、3つの注意点がある。
①SMS対応でないとLINEなどの認証ができない
LINEやFacebookなど、SMSを利用しての認証が必要なアプリがある。格安スマホの場合、別途契約(月額150円程度)が必要なので、アプリを利用するのであれば追加しておくべきだ。
②通信速度が遅い格安SIM会社もある
格安スマホを展開する会社は、通信網を主にNTTドコモから借りている。しかし、その借りている量が少なく、利用者が多い場合は通信が遅いことがある。
「IIJmio」や「DMMモバイル」であれば、様々な口コミをチェックしたが通信は安定している。安いだけで選ぶと、後悔する場合がある。
③SIMフリースマホは機能が低い
SIMフリースマホは、格安のため機能が低い。最も人気のあるZenfone5は、約2年前ぐらいのスペックとなっている。最新のZenfone2であれば、かなり最新機種に近い性能になってきたが、1万円ほど値上げをしている。
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SIMフリースマホの他に、「白ロム端末」と呼ばれる物がある。大手キャリアで契約をして、SIMカードを抜いた状態の端末だ。一括無料で契約をして、未使用のまま売る方が多いため、格安で販売されている。
格安スマホのほとんどはNTTドコモから回線を借りているため、SIMフリー端末でなくてもNTTドコモの白ロム端末であればそのまま使用できる。私は、白ロム端末で「Xperia Z3」を使っている。
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格安スマホはこんな人にオススメ
格安スマホのメリット・デメリット・注意点を紹介してきたが、まとめると格安スマホは下記のような人にオススメだ。
・とにかく通信費を節約したい方
・通話をほとんどしない方
・2年縛りが嫌な方
私が最もオススメしているのは、ドコモの白ロム端末+格安SIMの組み合わせだ。格安SIM会社は、「IIJmio」か「DMMモバイル」をオススメする。
「IIJmio」「DMMモバイル」は、2015年4月に料金改定をしてさらに安くなった。安いだけでなく通信が安定しており、翌月への持ち越しや低速通信になった場合でも速く通信できるバースト機能など、現在では他の格安SIMを圧倒している。
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