家計簿はほとんどの人が断念している
家計簿を以前つけていたが、今はつけていないという方へ。
家計簿を断念したのはあなただけではないので、心配しないで大丈夫だ。消費生活に関するアンケート調査では、家計簿を断念してしまった人は40%にのぼる。
家計簿をきちんとつけている人は、たったの21%だ。ノートタイプやエクセルで継続して家計簿をつけている方もいる。
しかし、断念してしまった方も大丈夫だ。今はスマートフォンの家計簿アプリが多く出ており、家計簿をつけることが圧倒的に楽になっている。
一番のメリットは、スマホは肌身離さず持ち歩くことだ。レシートが溜まって面倒になるということがなく、お金を使ったらすぐに記帳できる。
今回は、家計簿アプリの人気ランキング3選を紹介する。どのアプリを使っていいか分からないという方は、参考にしてほしい。
家計簿アプリを活用するメリット4つ
家計簿をノートやエクセルで管理するのではなく、家計簿アプリを使用するのはメリットが多くある。
・すぐに入力できる
スマホは常に肌身離さず持っている物なので、お金を使ったらすぐに入力できる。家計簿ノートやエクセルで家計簿をつける場合、家に帰ってからレシートを出して入力する必要がある。忙しい日にはついサボりがちだ。
何日もサボるとレシートが山のように溜まり、やる気が無くなってしまう。すぐに入力できることは最大にメリットだ。
・レシートを撮影して自動入力してくれる
最近の家計簿アプリは、レシートをカメラで撮影すると金額・費目・日程など全て読み取ってくれる。レシートを見ながら全て入力するとかなりの時間が掛かってしまうため、時間を大きく節約できる。
「レシートの読み取りって、誤入力が多いんじゃないの?」と思うかもしれない。しかし、最近の家計簿アプリは、読み取りのミスがほとんどないので安心してほしい。
・銀行口座やクレジットカードの情報を同期できる
自分で家計簿を入力する場合、様々な情報を全て入力しなければならない。銀行口座をいくつか持っているのであれば、各銀行のネットバンクにアクセスして、月の利用額を入力する必要がある。また、クレジットカードの明細が届いたら入力しなければならない。
しかし、家計簿アプリを使えば、こういった手間が一切無くなる。銀行口座・クレジットカード・電子マネー・証券会社など、様々なサービスと同期できるためだ。
例えば、銀行口座で光熱費が引き落とされた場合、自動で家計簿に反映される。また、クレジットカードも使用ごとに自動で家計簿に記帳されるため、リアルタイムで利用金額を把握することができる。クレジットカードの明細が送られてきて「こんなに使っていたのか!」と思うことがなくなるのだ。
・自動で計算してくれる
家計簿ノートに手書きする場合、電卓で計算する必要がある。項目別に分けていると、項目ごとに毎月計算する必要があるため、続かなくなってしまう。
しかし、項目ごとの計算は家計簿をつける上で必須だ。家計簿は記帳するのが目的ではなく、項目別に分析をして節約することが目的だからだ。
家計簿アプリを使えば、使った金額と費目を入れておくだけで自動計算してくれる。月単位・年単位も簡単に計算できるので、分析が圧倒的に簡単になる。
家計簿アプリランキング第1位「マネーフォワード」
様々なアプリをこれまで使ったが、今までも節約部で紹介している「マネーフォワード」は最も使いやすい。
先ほど家計簿アプリのメリットで「銀行口座やクレジットカードの情報を同期できる」を挙げた。マネーフォワードは対応している銀行・クレジットカード・電子マネー・証券会社が圧倒的に多い。
・銀行 : 93行
・証券会社 : 17社
・クレジットカード : 51社
・電子マネー : 6社
・ポイントカード : 6社
・その他 : 投資やFX、年金、携帯などに対応
家族で様々なクレジットカード・電子マネーを使っている場合でも、全て同期できるので一括管理が可能だ。証券会社やFXで投資をしている方も、自分の資産額をマネーフォワードだけで管理できるようになる。
これだけのサービスが無料で使用できるのは、本当にうれしいサービスだ。パソコン・タブレット・スマホのどこからでもアクセスできる。
夫婦で家計のお金を管理したい場合にも役に立つ。
↓また、マネーフォワードは以前にも節約部で紹介している。こちらの記事もチェックしよう。
家計簿のフリーソフト|マネーフォワードが圧倒的に便利
家計簿アプリランキング第2位「Zaim」
家計簿アプリランキングの第2位は「Zaim」だ。Zaimの特徴は、スマホをあまり使わない方でも簡単に操作できることだ。
Zaimの製作者は「自分の母親でも理解できるかどうか」を基準にしている。デザインも分かりやすく、機能を表現する言葉も簡単な言葉を使っている。
例えば、「振替」ではなく「お金の移動」という言葉を使う。また、年金生活をしている方には、「給与」ではなく「年金」という収入費目もある。
シンプルな家計簿アプリを使いたいという方は、「Zaim」をオススメする。
家計簿アプリランキング第3位「Dr.Wallet」
次にオススメするのが「Dr.Wallet」だ。Dr.Walletの特徴は、レシートのデータ化が優れていることだ。
レシートをスマホで撮影して送るだけで、自動で家計簿を作成してくれる。データ化の精度は99.8%となっている。
データ化99.8%の秘密は、裏側に約20名の入力オペレーターがいることにある。誰のレシートかわからないようにされた状態で、個人情報は明かさずにデータ化を行っているという。
他の家計簿アプリでは自動的に撮影データを読み取るため、誤入力が多くなってしまう。そこで人の確認を行うことで、誤入力はほぼ無くしたのが特徴だ。手作業でデータを管理しているため、レシートの反映までには1時間ほど掛かる。
データを確認してみると、店名・金額・品名に一切間違いは無かった。従来の家計簿アプリでは認識してくれない、手書きの領収書でもしっかりとデータ化をしてくれる。
レシートを撮影して家計簿を管理したい方には、オススメの家計簿アプリだ。
家計簿アプリは圧倒的に手間を減らしてくれる
家計簿アプリを利用することで、家計簿をつける時間は圧倒的に節約できる。
ここまで便利になっているため、家計簿が続かない理由が分からないほどだ。私は可能な限りクレジットカード・電子マネーで決済をするため、入力するのは一部の現金で買い物した分だけだ。
クレジットカード・電子マネーを利用すれば、ポイントがもらえるので継続して使い続けるとかなりの金額になる。
↓クレジットカード・電子マネーに関する記事はコチラ
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ポイントがもらえるだけでなく、家計簿アプリを使えば家計簿も自動でつけられるのだ。これを使わない手はない。
家計簿アプリの活用は、家計を節約する上で欠かせないツールとなっている。これだけのサービスが全て無料で受けられるため、ぜひ使ってほしい。
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