一人暮らしでは自炊と外食はどっちが安いの?
一人暮らしをする中で、自炊が続かずに外食ばかりになってしまう方も多いです。
総務省の調査では、一人暮らしの家庭で食費平均は43,845円となり、外食比率は40%に上ります。
「全体」
食費平均 : 43,845円
外食費 : 17,435円
外食の割合 : 40%
「男性」
食費平均 : 48,099円
外食費 : 21,325円
外食の割合 : 44%
「女性」
食費平均 : 37,335円
外食費 : 11,534円
外食の割合 : 31%
男性に対して、女性は外食の割合が31%程度になっているのが特徴的ですね。自炊をする方が節約に繋がることは確かですが、3食自炊をするのは本当に大変です。
今回は、一人暮らしの自炊・外食をどうするか詳しく解説します。
自炊と外食のメリット・デメリット
まず、自炊と外食のメリット・デメリットをしっかりと認識しておきましょう。
自炊のメリットは食費を抑えられることですが、時間が掛かることがデメリットです。料理を作るだけでなく、レシピを考える・買い物をする・洗い物といった時間が発生します。朝から晩まで働いて、クタクタの状態で買い出しから料理までするのは大変です。
対して、外食は食費が高くなりますが、時間が掛かりません。調理や片付けの時間が節約でき、メニューも豊富な種類が味わえます。
自炊オンリー・外食オンリーではなく、メリット・デメリットをしっかりと認識して使い分けが重要です。
自炊と外食を使い分ける
一人暮らしでの食事のポイントは、「自炊と外食を使い分ける」ことです。
時間が掛かる料理は外食に回しましょう。煮物・魚料理・麺類など、調理に時間が掛かる物は定食屋を使うのもアリです。
また、ハンバーグやカレーなども、材料を切ったり下ごしらえが大変な料理です。しかし、こういった料理も外食で格安に提供されており、外食した方がコスパが高いです。
対して、自炊のコスパがいいのが「パン」「ご飯」「パスタ」といった炭水化物です。
全てを外食にするのではなく、ご飯・納豆は買っておいておかずだけ持って帰るだけでも、外食より大きく食費を削減することができます。パスタもパスタソースと野菜を入れて作るのは簡単で、栄養も取れて安く料理できます。
家で自炊した方がコスパが高い物を把握しておき、しっかりと使い分けることが重要です。
食費を予算化することが重要
一人暮らしで食費を節約したい方は、自炊と外食の予算をしっかりと立てましょう。
まずは食費を月30,000円以内に抑えることを目標としてください。その中で、「スーパーは週に1回で予算4,000円」「外食は10,000円まで」といった予算を立てていきましょう。
スーパーに行くときも、献立と買うものを事前に決めてから行きましょう。予算通りに食費を使うことが出来たら、少しずつ食費を削る努力をしてみてください。
外食はお金が掛かりますが、忙しい社会人や学生は外食と自炊を使い分けて、コスパを考えることが重要です。ぜひ実践してみてください。
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