iPhone6は一括無料になるのか?
昨年の3月は、スマホの契約でMNP戦争が勃発した。
キャッシュバックが10万円以上というキャンペーンまで登場し、総務省から注意喚起が入ったことで終息した。今年の注目は、iPhone6とiPhone6 Plusの一括無料キャンペーンが開催されるかどうかだ。
現在、各キャリアでは「抱き合わせ商法」が展開されている。iPhone6とXperia Z3 Compactを2台契約すると、一括無料にするといったキャンペーンだ。
これから年度末になるので、iPhone6の単品一括無料が展開される可能性が高い。詳しく解説していく。
「一括無料」と「実質無料」の違い
まず、「一括無料」と「実質無料」の違いを解説する。
似ている言葉なので、同じような意味だと思っている方が多い。しかし、「一括無料」と「実質無料」は天と地ほどの違いがある。
実質無料というのは、2年間の分割払いをした場合に、端末代金と同額の割引が受けられるサービスだ。ドコモでは「月々割」と呼んでいる。
例えば、端末代金が68,400円(税抜)だとする。税込だと73,872円だ。
73,872円を24ヶ月払いにするので、月々3,078円の支払いが必要となる。「実質無料」キャンペーンとは、この月々3,078円を割引してくれるキャンペーンだ。
2年間利用すると、端末代金は無料となる。1年しかスマホを使わなかった場合は、半額の36,936円が実費として掛かってしまう。
対して「一括無料」とは、端末代金が完全に無料になるキャンペーンだ。一括無料で購入しても、月々割のサービスは受けることができる。
端末代金は0円なので、月々の携帯料金から月々割3,078円が割り引かれる。あなたが月8,640円を支払っているとすれば、月5,562円に抑えることができる。
これが「一括無料」が圧倒的にお得な理由だ。
iPhone6の単品一括無料キャンペーンが開催され始めている
年度末に向けて、ソフトバンクとauではiPhone6の一括無料キャンペーンが開催され始めている。「抱き合わせ商法」ではなく「単品一括無料」で購入することができる。
現在では一部の店舗でサービスが受けられるが、3月に入ると拡大していく可能性が高い。これからSIMフリー化が義務化されるにあたって、キャリア版iPhone6は売り切りたいはずだ。
ソフトバンクとauが単品一括無料を始めているため、docomoも追随するはずだ。iPhone6を買いたいと思っている方は、3月まで待ってみよう。
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