光熱費の節約術は絶対マスターすべき
節約術の中で、必ずマスターしてほしいのが「光熱費の節約術」です。
光熱費は、全ての人が関係している支出です。毎月1,000円でも節約することができれば、長い目で見ると大きな節約になります。
光熱費の節約術と聞くと、「我慢して使わないようにする」というイメージを持つ方が多いです。しかし、これでは長続きしません。
今回は、光熱費の節約術の中でも、節約グッズを取り入れるだけ、契約を変えるだけといった方法を中心に紹介します。
これまでと同じように使っていても、光熱費は大きく抑えることが可能です。詳しく解説していきます。
電気代の節約術3選
まずは、電気代の節約術を3つ紹介します。
電気代の節約術① 時間帯割引契約を活用する
電気代の契約は「従量電灯」という契約方法が一般的です。どの時間に使っても、電気代は同じというプランです。
しかし、あなたが独身であったり共働きの場合、日中はほとんど家にいません。そこでオススメするのが「時間帯割引契約」です。
「時間帯割引契約」とは、夜10時(11時)~朝8時(7時)までの電気代を70%~80%OFFにする代わりに、その他の時間帯は約30%ほど高くなるという割引です。ほとんどの電力会社でこの契約方法は用意されています。
日中家にいることが少ない方は、契約方法を時間帯割引契約に変更するだけで電気代が圧倒的に安くなります。加えて、洗濯や食器洗い乾燥機は予約を入れておき、出来る限り夜の電気代が安い時間帯に使いましょう。
電気代の節約術② 契約アンペアを下げる
電気代は基本料金と使用量に応じた料金の合算金額です。基本料金は、契約アンペアに応じて高くなります。
あなたが現在50Aで契約している場合、30Aに契約アンペアを下げると約500円の節約につながります。これだけで、年間6,000円の電気代を節約できます。
契約アンペアの変更は簡単で、電力会社に電話をすればすぐに対応してくれます。
電気代の節約術③ エアコンの見直しと手入れ
電気代が高い家電の代表格が「エアコン」です。しかし、最近のエアコンは消費電力が少ないため、10年前のエアコンを買い換えるだけで年間15,000円の電気代が安くなったというケースは多いです。
また、エアコンのフィルター掃除は2週間に1度を目安に行いましょう。フィルター掃除をこまめに行うことで、電気代が安くなります。
また、普段の使い方としては「運転モード」「設定温度」「室外機」に工夫が必要です。
・「弱」ではなく「自動」にしよう
エアコンは「弱」よりも「自動」にした方が、電気代の節約につながります。設定温度に達した時、弱風よりも弱い「微風」状態になるからです。
・設定温度を見直そう
冷房を使う場合、設定温度を1度上げるだけで約10%の電気代節約になります。暖房の場合では2度低くすると約10%の節約となります。夏は28度、冬は21度を目安に設定しましょう。
・室外機に専用カバーをかける
室外機周辺の温度が高すぎたり低すぎたりすると、余計に電気代が掛かってしまいます。室外機を通気性の良い場所に移動させるだけで、節約に繋がります。また、専用のカバーをかけることで、直射日光を避け余計なエネルギーが必要なくなるのでオススメします。
ガス代の節約術3選
次に、ガス代の節約術を3つ紹介します。
ガス代の節約術① お風呂の保温シートを使用する
お風呂の保温シートはとても安く手に入りますが、ガス代節約に大きく役立ちます。
湯船に浮かべておくだけで、冷たい外気に触れるのを防ぐのでお湯が冷めにくくなります。
何度も追い炊きをしなくて済むので、家族で入浴する間隔が空く場合は使いましょう。
ガス代の節約術② 洗い物で給湯器は使わない
寒くなると給湯器を使って、温かいお湯で洗い物をしがちです。40度のお湯で10分間かけて食器を洗うと、21.8円のガス代がかかります。
洗い物専用の手袋を使うことで、給湯器を使わなくても洗い物で冷たい思いをしないで済みます。直接手に水がかからないので、手荒れにもならずオススメです。
ガス代の節約術③ Agプラス除菌フロートを使用する
毎日お風呂のお湯を変えているという方には、「Agプラス除菌フロート」をオススメします。
入浴後に湯船に浮かべておくだけで、銀イオンの効果でお風呂の残り湯をきれいにする商品です。人体に無害な銀イオンが雑菌の繁殖を抑え、ヌメリや臭いを除去してくれます。
6~12時間後には、浴槽内の雑菌が99%除菌できます。翌日の沸かし直しはもちろん、残り湯を洗濯に使う時もキレイなお湯を使えるのは嬉しいです。単三電池3本で約6ヶ月使用できるのもグッドです。
水道代の節約術4選
最後に、水道代の節約術を4つ紹介します。
水道代の節約術① 節水シャワーヘッドを使う
水道代の節約に必ず活用してもらいたいのが「節水シャワーヘッド」です。
節水シャワーヘッドとは、シャワーの出る穴の数を少なくして、水の量を減らすことができる節約グッズです。約40%の節水をすることができます。
「シャワーの勢いが無くなるから、汚れがなかなか落ちないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、シャワーの穴が少ないだけで水圧は変わりません。快適な使用感で水道代が節約できるのは嬉しいです。
また、節水シャワーヘッドは手元に一時止水スイッチが付いている物が多いです。こまめに水を止めることができるので、より節水効果が高い物になっています。
amazonで1番人気となっている「タカギ キモチイイシャワピタT」は、1,400円程度の商品ですが「年間3万円の光熱費を削減」と謳っている商品です。この価格にも関わらず2年保証が付いており、すぐに元が取れます。
水道代の節約術② お風呂を入れすぎない
全自動給湯機が設置されていればいいのですが、設置されていない場合はタイマーで時間を測っている方が多いと思います。
しかし、水の量がいつもより多い場合など、入れすぎる場合もあると思います。そこでオススメなのが「風呂っピー」という商品です。
「風呂っピー」は、お湯の水位や温度を設定できて、到達したときにブザー音で通知してくれる商品です。これがあれば、お風呂を入れすぎることがありません。
水道代の節約術③ キッチンスポンジを変える
有名な「激落ちくん」など、キッチンスポンジを変えてみてください。
簡単に汚れが落とせて、泡立ちがいいので水を流す量や洗剤の量を少なくすることができます。
水道代の節約術④ ため洗いをする
キッチンで水を流しっぱなしにして食器を洗うのに比べて、ため洗いにすることで大きな節約効果があります。
また、キッチンの洗い場が広い場合は、洗い桶を2つ使うと良いです。片方の桶に水と洗剤を入れておき、使い終わった食器は洗剤の入った桶へ入れます。
もう片方の桶には水だけを入れておき、洗剤入りの桶の中で洗った食器を、水だけの桶に移すことでほとんどキレイになっています。あとは軽くすすぐだけで良いので、とても楽です。
また、使う洗い桶は足付きがオススメです。桶の下に汚れなどが付きやすいのですが、足付きであれば簡単に汚れを洗い流すことができます。
光熱費の節約は少しずつ実践していこう
光熱費の節約術は、毎月の効果は他の節約に比べると少ないですが、長い目で見ると貯金額が大きく変わってきます。
光熱費の節約術は多岐にわたり、全てを取り入れるのは大変です。少しずつ実践していきましょう。
今回紹介した10個の光熱費節約術は、その中でも効果が高いものです。ぜひ取り入れてみてください。
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