新エコカー減税が4月からスタート!
2015年4月より、新エコカー減税がスタートする。新車を買う方は、制度を知っておくと得をする可能性があるので、把握しておこう。
新エコカー減税では、電気自動車・ハイブリッド車・クリーンディーゼル社・燃費の良い車への特典は大きいが、ミニバンなど燃費の悪い車は増税となる。
詳しく解説していく。
新エコカー減税が適応される車
新エコカー減税が適応になるのは、環境に優しい車だ。下記のような車が該当する。
・電気自動車
ガソリンを利用せず、電気だけで走る車だ。デメリットは、1回の充電で走行できる距離が短く、充電場所も少ないので旅行や遠い距離を走るのは不向きである。
・プラグインハイブリッド車
ガソリンと電気の両方を利用して走る車だ。ガソリンを使う頻度が少なく、CO2の排出量が少ない。ガソリンで走ることも可能なので、遠距離でも問題ない。
・クリーンディーゼル車
ディーゼル車はCO2排出量が実は少なく、燃費も良い。そこで、ディーゼル車を改良して作られたのが「クリーンディーゼル車」だ。
・燃費の良い車
国が定めている燃費基準を大幅に満たしている車は、エコカー減税の対象となる。
新エコカー減税でどれだけ節約できるのか?
それでは、次に新エコカー減税でどれぐらい節約できるのかを解説していく。
・自動車重量税
電気自動車・プラグインハイブリッド車・クリーンディーゼル車等は全額免除となる。ガソリン車は、燃費基準+20%達成車は75%軽減、+10%達成車であれば50%軽減だ。
・自動車取得税
電気自動車、プラグインハイブリッド車、クリーンディーゼル車は全額免除だ。ガソリン車でも燃費基準+20%達成車であれば全額免除で、+10%達成車であれば80%の軽減、燃費基準をクリアしていれば60%の軽減となっている。
・グリーン税制
電気自動車やプラグインハイブリッド車に関しては50%の軽減となり、ガソリン車で+10%の基準を満たしている車種は同じく概ね50%軽減、排ガス規制75%を満たしていれば概ね25%軽減となる。
購入する車によって税額は異なるものの、環境に優しい車はさらに優遇されるようになった。新車を購入予定の方は、ぜひ参考にしてほしい。
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