一人暮らしの暖房費を節約するには?
一人暮らしでは、効率的に暖房器具を使わないと光熱費が格段に高くなってしまいます。
夏に比べて、冬の電気代は1.5倍程度になります。暖房に使用する電気量は多く、暖房費を節約しないと家計の大きな支出となってしまいます。
一人暮らしなのに、部屋全体を暖める必要はありません。無駄な電気代を使っているケースが多く見られるので、この記事を読んでしっかりと暖房費の節約術を行いましょう。
暖房費は工夫することで、半額以下にすることも可能です。詳しく解説していきます。
一人暮らしの暖房費節約術「冷気を部屋に入れない」
暖房費の節約術を行う上で、まずは冷気を部屋に入れない工夫をすることが重要です。
部屋の寒さの原因の48%は、窓から入る冷気となります。この冷気をしっかりと防ぐことで、暖房費を大きく節約することができます。
・厚手のカーテンを使う
一人暮らしの家では、薄いカーテンや丈の足りていないカーテンをよく見かけます。
しかし、カーテンは冷気を防ぐ重要なアイテムです。断熱カーテンは意外に安いので、暖房器具を取り入れるよりもコスパが高くなります。これから一人暮らしをする方は、カーテンはしっかりと選びましょう。
・窓にプチプチを貼る
安くて暖房費の節約に効果のある方法が、窓にプチプチを貼ることです。
プチプチは100均やホームセンターにも売っていますが、断熱用のプチプチを使いましょう。ガラス部分だけでなく、窓枠の金属部分にも貼るとさらに効果が高まります。
一人暮らしの暖房費節約術「エアコンの使い方」
一人暮らしで賃貸を借りる時に、多くの家ではエアコンが付いていると思います。
エアコンはすぐに部屋を暖めることが出来ますが、無駄な使い方をしている方が多いです。必要最小限に使用することが重要です。
・弱運転よりも自動運転のほうが電気代がからない
エアコンの電気代を節約するために、弱運転モードを選んでいる方が多いです。
しかし、「弱運転」よりも「自動運転」の方が節約になることを覚えておきましょう。エアコンは設定温度にするまでが最も電気を使用するため、自動運転で一気に室温を上げてしまう方が電気代は掛からないのです。
また、自動運転であれば、設定温度まで上がった後は運転を停止します。弱運転はずっと運転が続くため、自動運転の方がムダな電気を使わないのです。
・こまめにフィルター掃除をする
エアコンのフィルターが汚れている場合、余計な電気代が掛かってしまいます。そこで、少なくとも1ヶ月に1回はエアコンのフィルターを掃除しましょう。
エアコンのフィルターを掃除することで、節約だけでなく室内の空気も綺麗になります。
・室外機の周りをチェックしよう
室外機の周りに物が置いてある場合、エアコンの性能は下がってしまいます。室外機の周りをチェックして、壁からも少し離すようにしましょう。
一人暮らしの暖房費節約術「電気ストーブを活用する」
家にいる時間が少ない一人暮らしの方に、活躍する暖房器具が「電気ストーブ」です。
一人暮らしの場合は、部屋全体を暖める必要がありません。自分一人だけ暖かくなれば良いので、スポット的に暖かくなる電気ストーブが活躍します。
電気ストーブは安く購入することができ、すぐに暖かくなるのがメリットです。転倒OFFスイッチも付いてるので、地震など万が一の時にも安全です。クリーンな空気が保てるので換気の必要がなく、石油ストーブと違って給油の手間もありません。
付け続けると電気代が高くなるので、帰ってきて暖かくなるまで使用しましょう。
一人暮らしの暖房費節約術「電気敷き毛布を活用する」
寝る時に活躍する暖房器具が「電気敷き毛布」です。
電気敷き毛布は、アマゾンでも超人気の商品です。一人暮らし以外の方でも、本当にオススメの商品です。
ベッドに敷いてスイッチを入れると、10分後には布団の中がポカポカになります。これだけ暖かくなるにも関わらず、1日5時間利用した場合でも1ヶ月の電気代はたった60円です。
商品自体も格安で、乾燥もなく火災の心配もありません。ベッドだけでなく、ひざ掛けにするとコタツ代わりに使うことができます。
一人暮らしの暖房費節約術「コタツを活用する」
コタツは電気代が安く、すぐに全身を暖めることができます。
一人暮らしではオシャレな部屋にしたい方が多いので、コタツは敬遠されがちです。しかし、最近ではオシャレな商品が増えています。
オフシーズンはテーブルとして使えるので便利です。コタツの中では寝ないようにしましょう。
光熱費の掛からない暖房グッズ3選
一人暮らしの暖房費節約は、暖房器具の効率的な使い方だけでなく、光熱費の掛からない暖房グッズを活用しましょう。
・ルームシューズ
ルームシューズで足先を暖めることで、寒さを大きく緩和することができます。足が冷えないルームシューズは格安で購入できます。
・レッグウォーマー
レッグウォーマーは、膝下から足首まで包んでくれます。レッグウォーマーをしているだけで、ポカポカと暖かくなります。部屋にいる間は着用しましょう。
・保温シート
ホットカーペットやコタツを使っている家庭では、下に保温シートを敷くことでさらに効率が増します。
床に熱が逃げなくなるので、温まるのがとても早くなります。意外に知らない方が多いアイテムですが、これはとてもオススメです。
ここまでしっかりと暖房費用の節約ができれば、大きく電気代が安くなります。暖房アイテムも安いくて効果の高い物ばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
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