2015年12月にポイント還元率が改悪
高還元クレジットカードの「REXカード」は、漢方スタイルクラブカードと並んで節約家が必ず利用しているカードだ。
しかし、漢方スタイルクラブカードと同様に、REXカードも今回改悪が決定した。
これまで両カードともに還元率は1.75%だった。しかし、今回1.75%→1.5%に還元率が落ちることが発表されたのだ。ポイント還元率の改定は2015年12月から開始される。
クレジットカードで最も人気があるのは「楽天カード」だが、還元率は1%で楽天ポイントがもらえるだけだ。対してREXカードの還元率は、現金還元にも関わらず1.75%だった。カード利用額からポイント分を差し引けるため、ポイントが使えなかったということも発生しない。
REXカードは、年間50万円以上の利用で年会費が無料になるのも人気の理由だった。詳しく解説していく。
REXカードの年会費
REXカードの年会費は、初年度が無料・2年目以降は2,625円となっている。家族カードは年間420円だ。
年会費が有料のクレジットカードだが、年間50万円以上利用すると年会費は無料になる。そして、家族カードの年会費も併せて無料だ。
年間50万円以上なので、1ヶ月42,000円使えば到達する金額だ。実家暮らしでなければ、42,000円以上は使う人がほとんどだろう。
REXカードのポイント付与
REXカードのポイントはJデポというポイントが貯まる。2,000円につき35Jデポ(35円分)が貯まるシステムだったが、2015年12月からは2,000円につき30Jデポ(30円分)に改悪される。ポイント付与率は、1.75%→1.5%となる。
これまで3,500円分のポイントを貯めないと引き換えできなかったが、2015年12月から1,500円分のポイントを貯めて申請することができる。申請はホームページから簡単に行うことが可能だ。また、マイルにも交換できる。
・1,500Jデポ → 1,500円の値引き
・1,500Jデポ → ANAマイル300マイル
ポイント交換のバーが引き下げられたのは、嬉しい改善だ。
ショッピングプロテクション
価格.comから出ているクレジットカードということもあり、価格.comで購入した場合の特典がある。
ショッピングプロテクションという制度で、REXカードで購入後の90日間、盗難・破損などの偶然の事故を被った被害を、年間100万円まで保証してくれる。(1事故につき自己負担3,000円)
旅行傷害保険もしくはショッピングプロテクションから特典を選ぶことができる。旅行傷害保険は他のクレジットカードの付帯特典として付いているので、私はショッピングプロテクションを選択した。
まとめ
REXカードの利用者は、年間50万円以上利用する方がほとんどだろう。
年間100万円利用した場合、1.75%還元であれば17,500円だが、1.5%だと15,000円だ。つまり、年間2,500円の減額となる。
今回の改悪が引き金となり、クレジットカードを変更する方も増えている。最も人気があるのは、還元率2%を維持している「リクルートカードプラス」だ。
リクルートカードプラスが還元率2%を維持できるのは、自社のサービスで使えるリクルートポイントを付与しているためだ。リクルートポイントは使用用途が多く、ホットペッパービューティーやじゃらんといったサイトも利用可能だ。美容院に行く方は、ホットペッパービューティーを使えることでポイントを使い切れないといった心配はない。
また、リクルートポイントはPontaポイントに交換できる。ローソン・昭和シェル・GEOなどに頻繁に行く方は、リクルートポイントを貯めてPontaポイントに引き換えよう。
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リクルートカードプラスは還元率2.0%|最大限活用する方法10選
とはいえ、現金還元で1.5%のクレジットカードは少ない。現金還元の中では、最も良い還元率には変わらないのだ。
これだけの高還元率にも関わらず、年間50万円以上の利用で年会費無料は嬉しいサービスだ。ぜひ活用してほしい。
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