一人暮らしの電気代平均は4,199円
一人暮らしで電気代を安くしたいと思っている方へ。
一人暮らしの電気代を節約する前に、まずは平均値を把握しておきましょう。一人暮らしの電気代は全国平均4,199円となっています。
しかし、季節やその人の状況によって電気代は幅があります。ほとんど家にいない会社員の方よりも、学生の方が電気代が高くなりがちです。また、夏や冬は冷暖房の電気代が高くなってしまういます。
電気代の平均値とあなたの状況を把握して、まずは電気代の目標値を決めましょう。平均の4,199円に近い方は、3,000円以下を目標にすると良いです。
電気代を3,000円以下にするために、実践すべき電気代の節約術を4つ紹介します。
一人暮らしの電気代節約術4選
一人暮らしの方が実践すべき電気代節約術を、詳しく解説していきます。
電気代の節約術①「時間帯割引契約に変更する」
一人暮らしで多くの方は、どの時間帯に電気を使っても同じ料金となる「従量電灯」というプランに加入しています。
しかし、日中は会社に行っていてほとんど電気を使わない方は、契約を「時間帯割引契約」に変更するだけで、電気代を大きく節約することができます。
時間帯割引契約とは、夜10時(11時)~朝8時(7時)までの電気代を70%~80%OFFにする代わりに、その他の時間帯は約30%ほど高くなるというプランです。
日中に家にいない方にとって、これ以上の節約術は他にありません。あなたの市町村で加入できるプランを確認してみましょう。
電気代の節約術②「契約アンペアを下げる」
次にオススメする方法が、契約アンペアを下げることです。
電気代には「基本料金」と「使用量に応じた料金」がありますが、基本料金は契約アンペアによって決まります。
契約アンペアを10A下げると、月額250円・年間3,000円の電気代節約につながります。手続きも簡単で、電力会社に電話をすればすぐに対応してくれます。
電気代の節約術③「ブレーカーを落とす習慣をつける」
普段あまり使っていない部屋がある、出張などでしばらく部屋に入らない期間が多い方などは、家を出る時にブレーカーを落とすことをお勧めします。
電気代の10%は「待機電力」となります。待機電力を使わないための節電グッズもありますが、最も簡単なのがブレーカーを落とす方法になります。
電気代の節約術④「エアコンの電気代を節約する」
家電製品の中でも、最も電気を使っているのが「エアコン」です。電気代の25.2%はエアコンで使用されています。
エアコンの電気代を安くするためには、フィルター掃除が効果的です。最低でも1ヶ月に1回フィルター清掃を行うことで、電気代を安くすることができます。
また、運転は「弱」ではなく「自動」にしましょう。「弱」の方が安くなると思われがちですが、設定温度に達した場合でも微風状態になります。
「自動」に設定すると、設定温度に達したら自動的に風を出さないようになります。
使用を制限するよりも効果のある方法を実践しよう
今回紹介した方法は、電気の使用量を制限するのではなく、プランを変更したりブレーカー自体を落とす方法になります。
実践している方は少ないですが、今回紹介した方法は効果が抜群に高いです。一つだけでも大きな効果があるので、あなたの実践できる方法を1つずつ実践してみましょう。
光熱費は一生掛かる費用なので、節約術を把握すると長い目では大きな効果があります。ぜひ試してみてください。
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