冷蔵庫の電気代は全体の14.2%を占める
「冷蔵庫の電気代は月いくら?」と言われて、答えられる人は少ないです。
調査によると、全体の電気代に対し冷蔵庫の電気代は14.2%を占めます。あなたの家庭で電気代が月10,000円であれば、1,420円が冷蔵庫で掛かる電気代です。
冷蔵庫は常に電気を付けっ放しですが、節約術を駆使すれば電気代を安くすることができます。今回は、冷蔵庫の電気代節約術について、詳しく紹介していきます。
冷蔵庫の節約術7選
冷蔵庫の節約術について、7つ紹介します。
・冷蔵庫を買い替える
最も効果の高い節約術は、「冷蔵庫を買い替える」ことです。「新しい冷蔵庫は高い」と思うかもしれませんが、最近の冷蔵庫は消費電力が圧倒的に少なく、電気代で元が取れるほどなのです。
例えば、シャープ製の冷蔵庫で比べてみます。2005年製の冷蔵庫は年間16,000円の電気代が掛かりますが、2015年製は年間5,441円となります。年間10,559円の差額がありますので、10万円の冷蔵庫を買っても10年で元が取れる計算になります。
10年ほど冷蔵庫を買い替えていないのであれば、ぜひ買い替えをオススメします。
・壁から離す
冷蔵庫は中の熱を外部に放出することで、中の温度を保っています。
冷蔵庫が壁から近い位置だと、放熱がうまく出来ずに必要以上の電力を使ってしまいます。壁から最低でも10cmは話すようにしましょう。
・冷風口を塞がない
冷蔵庫の中には、「冷風口」という冷たい冷気が出てくる箇所がいくつかあります。冷風口の近くに物があると、必要以上に電気を使ってしまいます。
・たくさんの物を入れない
当たり前ですが、冷蔵庫は詰めすぎると電気代が掛かります。最大でもパンパンになる7割くらいの量に抑えると、電気代を節約できます。
・開ける回数を少なくする
冷蔵庫は開ける回数を少なくすると、電気代が安くなります。冷蔵庫を開ける理由は飲み物が多いので、飲み物は出しておくなど工夫をしましょう。
・開ける時間を短くする
冷蔵庫の開ける回数を少なくするだけでなく、開ける時間は意識して短くしましょう。
・設定温度は「弱」が理想的
冷蔵庫は、キャパを7割に抑えて「弱」運転が理想的です。最低でも「中」運転にしましょう。夏は「中」運転にして、冬は「弱」運転というのもOKです。
1度対応すれば継続的に節約できる方法から始めよう
冷蔵庫の節約術では、開ける回数や時間といった継続して行う節約術よりも、「壁から離す」「設定を弱にする」といった1度対応すれば継続的に節約できる方法から始めましょう。
また、古い冷蔵庫を使っているのであれば、新しい冷蔵庫に買い替えることで電気代の節約効果は絶大です。電気代で元が取れると知らずに、古い冷蔵庫を使い続けるのはもったいないです。
ぜひ、実践してみてください。
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