ドラム式洗濯機はデメリットも多いが絶対選ぶべき!
私は3年前に、一戸建てを購入しました。
家を買ったのを機に、家電も新しい物を揃えました。ルンバ・食器洗い乾燥機・テレビなど様々な最新家電を揃えましたが、圧倒的にコスパが高かったのが「ドラム式洗濯機」です。
正直、ドラム式洗濯機を舐めてました。洗濯機は散々レビューなどを検索し、これまで縦型の洗濯機を使っていたので縦型も考慮に入れていました。そして、意外にもネットで検索していると「ドラム式はうるさい」「洗浄力が低い」といったレビューが多く、縦型を押す人が多いです。
しかし、私はドラム式洗濯機を買って本当に良かったと思います。結論から言うと、調べに調べて「日立 BD-NX120C」という機種を購入しました。
今回は、ドラム式洗濯機のメリット・デメリットと、なぜ日立のこの機種にしたのか経緯を紹介します。
ドラム式洗濯機のメリット8選
まず、私がドラム式洗濯機を買ってみて良かったメリットを8つ紹介します。
乾燥まで出来て干す必要がない
ドラム式洗濯機は、乾燥機能が縦型洗濯機と比べると圧倒的に良いです。
ドラム式洗濯機を買う理由として、ほとんどの方が「乾燥まで出来て干す必要がない」という点でしょう。洗濯機から出したら、すぐに着れる状態まで仕上げてくれます。
洗濯物を干すために、これまで毎日15分程度かけていた方も多いでしょう。ドラム式洗濯機を購入すれば、夜眠っている間もしくは仕事中に、洗濯物を乾燥まで終わらせることができます。
天気を気にしなくてよい
洗濯機で乾燥まで行えるので、洗濯物を外もしくは室内で干す判断をする必要がなくなりました。
天気・湿度・風など全く気にしなくてよくなり、寝ている間に乾燥まで終わるので、当日来ていた服が翌日も着ることができます。
花粉症の対策になる
外干しのデメリットは、天気や湿度だけではありません。花粉症の方が春に洗濯物を干すと、取り込むときに叩いてから取り入れる必要があります。
ドラム式洗濯機であれば、洗濯機で全て乾燥まで終わるので、花粉を気にすることがありません。
水道代が安い
ドラム式洗濯機は、縦型の洗濯機に比べて使用する水の量が圧倒的に少ないです。
12kgの機種で比べた場合、縦型は139Lの水を使用するのですが、ドラム式洗濯機は80Lしか使用しません。毎日利用する洗濯機なので、この水道代の差は非常に大きいです。
洗剤も少なくて良い
水の量が少ないため、洗剤の量もドラム式洗濯機の方が少なくて済みます。
例えば、6kgの洗濯物を洗うのに縦型洗濯機では64gの洗剤を使用するのに対し、ドラム式洗濯機では50gで済みます。長い目で見ると、大きな節約効果があります。
洗濯物の出し入れが楽
身長が低い人は特に大きなメリットですが、縦型に比べると洗濯物の出し入れがとても楽です。
洗濯機の上スペースを有効活用できる
縦型洗濯機の場合、蓋があるので洗濯機の上には何も置けません。
ドラム式洗濯機の場合は取り出し口が前にあるので、我が家では洗濯機の上に洗剤・柔軟剤・ゴミ箱などを置いています。
毛布・布団も乾燥まで自分でできる
毛布や布団はカビやダニが気になりますが、コインランドリーに行くのも面倒なのでどうしても洗濯する回数が減ってしまいます。
ドラム式洗濯機であれば、機種や布団の大きさにもよりますが、洗濯機で乾燥まで自分でできます。コインランドリーに行く手間と費用が減るのは、とてもうれしいです。
ドラム式洗濯機のデメリット3選
次に、ドラム式洗濯機を購入する上で、知っておくべきデメリットを3つ紹介します。
手入れに手間がかかる
縦型の洗濯機を使っていた時は、ほとんど手入れをすることがありませんでした。
ドラム式洗濯機では乾燥機能を常に使うので、とにかくホコリが溜まりやすいです。私は下記の手入れをしています。
・蓋の周りに付いたホコリを取る(毎回)
洗濯が一度終了すると、蓋の周りにホコリが付着します。
これを毎回ティッシュで取っており、作業としては数秒で終わります。
・乾燥フィルターの掃除
乾燥フィルターにホコリが溜まると、注意喚起が点灯します。大体月に2~3回程度で、掃除はすぐに終わります。
・糸くずフィルターの掃除
月に1回程度、糸くずフィルターの掃除について注意喚起が出ます。乾燥フィルターと違って濡れているので、少し手間ですが大したことはありません。
・排水溝
洗濯機下の排水溝は、数か月に1回掃除をしないとホコリが原因で排水されなくなってしまいます。
乾燥容量が少ない
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使う場合、洗濯容量に対して乾燥容量が少なくなっています。
例えば、12kgの洗濯容量がある場合でも、乾燥容量は7kg程度となります。つまり、一度に7kgまでしか洗濯が出来ません。
我が家は4人家族ですが、1日に2回洗濯機を回すことも多いです。一度に4時間~5時間程度は掛かりますので、かなりの時間回っていることになります。
5~6人家族や二世帯住宅の場合は、考慮した方が良いかもしれません。
本体価格が高い
縦型の洗濯機に比べて、ドラム式洗濯機の方が圧倒的に高いです。2倍近く差があります。その分水道料金などは安くなりますが、金額面でドラム式洗濯機を躊躇する方は多いです。
ドラム式洗濯機を買う前に不安だったこと
ドラム式洗濯機には、その他にもデメリットがあると思っていました。しかし、実際に使ってみると想定していたデメリットが無かった部分もあります。
乾燥機能でどの程度シワがつくのか
ドラム式洗濯機で最も懸念していたのが、「本当に自然乾燥と同様にシワがなく着られるのか?」という点です。
実際にドラム式洗濯機を使ってみると、シワに関しては問題ありませんでした。リネン素材の商品は当然シワが付きますが、これは縦型の洗濯機を使っても同様です。
特に、タオルは自然乾燥よりもフワフワに仕上がります。最初に乾燥機能を使ったときは、仕上がりに感動しました。
洗浄力
よく言われるのは、ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比較して洗浄力が低いという口コミです。
実際に使ってみると、むしろドラム式洗濯機の方が汚れ落ちが良いと感じています。以前使っていた洗濯機の性能が悪いのかもしれませんが、汚れ落ちで不満だったことはありません。
子供の窒息死対策
以前はたまにニュースで報道されていた、ドラム式洗濯機による「子供の窒息死」。最近では報道を見なくなりました。
最近の洗濯機では、「チャイルドロック」が必ず設置されています。また、実際にドラム式洗濯機を使ってみると、かなり強い力で押さないと扉が閉まりません。子供が中から自分で閉めるのは、恐らく不可能だと思います。
設置スペース
ドラム式は確かに大きいです。日立は特に大きいので、寸法はきちんと測って買いましょう。私はノジマ電機で購入しましたが、前日に担当者が来て寸法を測るサービスがありました。
パナソニックにするか?日立にするか?
ドラム式洗濯機を選ぶ上で、日立(BD-NX120C)・パナソニック(NA-VX9600)で悩みに悩みました。
ドラム式洗濯機を探していると、日立・パナソニックの2択でOKです。三菱や東芝もありますが、全く比較にならないくらい日立・パナソニックが良いです。
この2つの機種を比べてみます。
日立(BD-NX120C)
日立のメリットは「ナイアガラ洗い」と「乾燥機能」です。子供が部活動をしていたり、仕事で服が汚れる人は迷うことなく日立でしょう。
また、乾燥機能は日立の方が上ですね。ドラム式を選ぶ上で乾燥機能を最も重視しておりましたが、「風アイロン」の日立だとジーパンや厚手の衣類もしっかりと乾燥してくれます。乾燥機能はドラムの大きさに左右されますが、パナソニックよりもビッグドラムとなっており乾燥機能は本当に良いです。
私が日立を選んだのは、乾燥機能が大きな理由です。買ってみないと分からないので不安でしたが、乾燥機能は大満足です。
パナソニック(NA-VX9900)
パナソニックのメリットは「スタイリッシュ」「小さい」ことです。
日立は基本的に大きい機種が多いですが、パナソニックはマンションでの使用も十分に可能な機種を多くラインナップしています。また、日立に比べるとスタイリッシュでかっこいいです。
最近では洗剤の自動投入やスマホでの操作といった機能がありますが、これは日立・パナソニックともに備えており、大きな違いはありません。
私は日立で満足している
奥さんが専業主婦というのもあるかもしれませんが、私は日立を選んで良かったと思います。
戸建住宅というのもありますが、大事なのは「洗い上がり」「シワができない」といった機能面でした。パナソニックも良い商品でスタイリッシュですが、機能面の方が重要だと思います。
ドラム式洗濯機を購入して、洗濯が圧倒的に楽になりました。夜に洗濯機を回せば、翌朝には出来ているのは嬉しいです。また、夜間の安い電気代を使うので、そういった面でも節約に繋がっています。
家電の買い替えで悩んでいるのであれば、私は圧倒的にドラム式洗濯機の買い替えを先にすることをオススメします。
洗濯機で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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