電気代を劇的に安くする節約術|30%削減する6つの方法

 

電気代の節約術は一生役立つ

電気代の節約術は一生役立つあなたが節約生活をしたいのであれば、毎月必ず発生する「電気代の節約」に取り組もう。

まずは、あなたの家庭が平均よりも電気を使っているかどうか把握しよう。2人世帯における年間電気料金平均額は111,300円、3人世帯なら130,188円、4人世帯なら141,828円という調査結果が出ている。1人暮らしの場合は、42,309円が平均的な年間電気料金となる。

例えばあなたが3人世帯であれば、月10,849円が平均的な電気代だ。これ以上電気代を支払っているのであれば、今すぐ節約術の実践が必要となる。

今回は、電気代を30%削減するための6つの方法を紹介する。

 

電気代の30%削減するための6つの方法

電気代の30%削減するための6つの方法電気代の節約術① 時間帯割引契約を活用する

電気代の契約は「従量電灯」という契約方法が一般的だ。どの時間に使っても、電気代は同じというプランである。

しかし、あなたが独身であったり共働きの場合、日中はほとんど家にいない。そこでオススメするのが「時間帯割引契約」だ。

「時間帯割引契約」とは、夜10時(11時)~朝8時(7時)までの電気代を70%~80%OFFにする代わりに、その他の時間帯は約30%ほど高くなるという割引である。ほとんどの電力会社でこの契約方法は用意されている。

日中家にいることが少ない方は、契約方法を変更するだけで電気代が圧倒的に安くなる。加えて、洗濯や食器洗い乾燥機は予約を入れておき、夜の電気代が安い時間帯に使おう。
 
 
電気代の節約術② 契約アンペアを下げる

電気代は基本料金と使用量に応じた料金の合算金額だ。基本料金は、契約アンペアに応じて高くなる。

あなたが現在50Aで契約している場合、30Aに契約アンペアを下げると約500円の節約につながる。これだけで、年間6,000円の電気代を節約できる。

契約アンペアの変更は簡単で、電力会社に電話をすればすぐに対応してくれる。
 
 
電気代の節約術③ 支払い方法を見直す

電気代を口座振替にしている方は、口座振替割引がある場合は除いてクレジットカード払いに変更しよう。

電気代は年間にするとかなりの金額を支払っている。年間10万円だとしても、ポイント還元率1.2%であれば年間1,200円分のポイントがもらえることになる。
 
 
電気代の節約術④ 待機消費電力を節約する

家電を使用していない時に発生する電気を「待機消費電力」という。省エネルギーセンターの調査によると、一世帯あたり年間で消費する待機消費電力は全体の約6%だ。

つまり、電気代を年間10万円支払っている場合、年間6,000円は待機電力ということになる。待機電力を0円にすることはできないが、こまめに消すことで電気代は節約できる。

待機電力を少なくするためには、2つの方法がオススメだ。

・スイッチ付きの省エネタップを使用する
個別に電気を切ることができる省エネタップを使用すると、待機電力を抑えることができる。コンセントをいちいち抜く必要がなく、家電ごとにスイッチがあるので、簡単に待機電力の節約が可能だ。

 
・ブレーカーを落とす
各部屋ごとにブレーカーはスイッチがあるため、普段入らない部屋や出かける時などはブレーカーを切っておくこともアリだ。特に旅行などで家を数日空ける場合は、必要最低限だけ残してあとはブレーカーを落とすようにしよう。
 
 
電気代の節約術⑤ エアコンの見直しと手入れ

電気代が高い家電の代表格が「エアコン」だ。しかし、最近のエアコンは消費電力が少ないため、10年前のエアコンを買い換えるだけで年間15,000円の電気代が安くなったというケースは多い。

また、エアコンのフィルター掃除は2週間に1度を目安に行おう。フィルター掃除をこまめに行うことで、電気代も変わってくる。

また、普段の使い方としては「運転モード」「設定温度」「室外機」に工夫が必要だ。

・「弱」ではなく「自動」にしよう
エアコンは「弱」よりも「自動」にした方が、電気代の節約につながる。設定温度に達した時、弱風よりも弱い「微風」状態になるからだ。

・設定温度を見直そう
冷房を使う場合、設定温度を1度上げるだけで約10%の電気代節約になる。温暖時では2度低くすると約10%の節約となる。夏は28度、冬は21度を目安に設定しよう。

・室外機に専用カバーをかける
室外機周辺の温度が高すぎたり低すぎたりすると、余計に電気代が掛かってしまう。室外機を通気性の良い場所に移動させるだけで、節約に繋がる。また、専用のカバーをかけることで、直射日光を避け余計なエネルギーが必要なくなるのでオススメする。
 
 
電気代の節約術⑥ 冷蔵庫の電気代を節約する

エアコンの次に電気代を消費するのが冷蔵庫だ。少しの工夫で節約に繋がるので、試してほしい。

・温度調節を利用する
買ってから一度も温度調節をしたことがない、という方もいるのではないだろうか?冷蔵庫は、温度調節を「強」から「弱」にするだけで、約20%の電気代節約となる。夏は「強」、冬は「弱」という具合に、季節に併せて温度を変えるのが良い。

・冷蔵庫を壁に近づけない
冷蔵庫を壁に近づけると熱を持ってしまい、余計に電気代がかかってしまう。側面は壁との間を2cm以上、背面は10cm以上、上面には物をのせず、天井との間を10cm以上開けることをオススメする。
これだけで、約20%の電気代節約につながる。

・物を詰めすぎない
食材でパンパンになっている冷蔵庫は、そうでない物と比べ1年間に6,000円もの電気代がかかっている。冷蔵庫内は余裕を持って食材を入れ、開閉の数も少なくすると電気代の節約になる。

 

電気代を節約できれば一生涯でかなりの金額になる

電気代を節約できれば一生涯でかなりの金額になる今回は電気代の節約術を6つ紹介したが、あなたは全て行っていただろうか?

今回紹介した方法は、今日から実践できる内容ばかりだ。この6つの方法を実践することができれば、電気代の30%削減も十分可能だろう。

電気代の節約術は、身につけると一生涯役に立つ。1ヶ月ではたいした節約にならなくても、一生涯で考えるとかなりの節約額になるはずだ。1つずつ試してみてほしい。




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