積立貯金はなぜ必ずやらなければいけないのか?
あなたは「積立貯金」を項目ごとに行っているだろうか?
積立貯金を行っていない方は、家計の予算を明確化できていない人だ。こういう人は「今月は車検があったから赤字になった。」「結婚式のご祝儀が思わぬ出費だった。」と言って、家計が赤字でも言い訳をしてしまう。
積立貯金を項目ごとに行っている人は、きちんとライフプランを立てている。私がオススメする積立貯金は「教育費」「医療費」「修繕積立金」「車」の費用だ。詳しく解説していく。
教育費の目安は大学入学時に400万円
子供がいる方は、教育費の積立は必ず行ってほしい。
子供1人当たりの教育費は1000万円以上という事もよく聞く。私は、目安として大学入学時に1人当たり400万円を貯めることを推奨する。
400万円あれば、もし一人暮らしを始めたとしてもある程度援助ができる。子供が生まれた時から18年間で貯めるとすると、月1万9千円の貯金が必要になる。
子供1人当たり、児童手当は1万5千円だ。会社で子供がいる家庭には給与が増える場合も多いので、月1万9千円というのは不可能な金額ではない。
医療費は150万円を貯めるべき
医療費の積立貯金は、150万円を目安にしよう。
150万円あれば、突発的な怪我や病気でも医療保険無しで対応が可能だ。高額医療費制度があるので、どれだけ医療を受けても医療費は月10万程度となるためだ。
つまり、150万円を貯めることができれば、医療保健は必要ない。もしくは、格安の掛け捨て保健で十分となる。
150万円を医療費の積立貯金として貯めて、医療保険を解約することができればお金はさらに貯まるようになる。
修繕積立金は10年間で150万円を目安に
戸建に住んでいる方は、修繕積立金の積立貯金は必須だ。
マンションの場合、修繕積立金は毎月支払わなければならない。しかし、戸建は毎月支払う必要がない分、修繕の計画を立てていない方が多い。
戸建の修繕積立金は、10年間で150万円、30年間で400万程度を目安にしよう。1ヶ月に1万円貯めることができれば、30年間で360万円が貯まる計算になる。戸建は必ずメンテナンスが必要になるので、少しずつ積立貯金をすることが重要だ。
車の費用
車の維持費は、無計画だと急な出費に対応できなくなってしまう。ざっくりとした目安は下記となる。
●ガソリン代:18万7500円
●整備費用など:9万6000円
●税金・保険:8万3890円
●高速道路通行料:3万円程度
●駐車場代:14万4000円(1万2000円/月×12カ月)
年間で54万1390円となり、月額4万5115円だ。そのほかにも、突発的なカー用品・洗車台・修理代が発生する可能性がある。月5万円は車の維持費にかかると思ってもいいだろう。
車の費用は別で積立貯金をして、出費はその口座から捻出することをオススメする。
積立貯金は住信SBIネット銀行がオススメ!
「積立口座は面倒だ!」と思うかもしれないが、住信SBIネット銀行の「目的別口座」を利用すれば簡単に積立貯金をすることができる。
目的別口座とは、「様々な目的ごとに口座を作成・管理できる」機能だ。住信SBIネット銀行の目的別口座は、代表口座の他に最大5つ(合計6つ)の口座を作ることができる。お金の出し入れはパソコン・スマホから24時間可能で、自分で口座名を作ることが可能だ。同じ銀行口座内なので、手数料も無料となっている。
口座ごとに預金方法を変えることも可能だ。円普通預金・円定期預金・外貨普通預金・外貨定期預金を選べるので、いつ使うか分からない医療費用口座は普通預金、予定が決まっている住宅購入資金は定期預金という具合に選べるのだ。
↓住信SBIネット銀行の目的別口座は下記の記事をチェック!
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