湯シャンとは?
あなたは「湯シャン」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
湯シャンとは、シャンプーやコンディショナーを一切使用せず、水またはぬるま湯のみで、髪や皮脂汚れを落とす方法だ。
湯シャンが流行っているのは、薄毛予防に効果があるためだ。これまでシャンプーで落とし過ぎていた皮脂を残し、頭皮や髪が本来持つバリア機能を取り戻してくれる。
湯シャンの火付け役はタモリだった。頭皮に良いということで湯シャンを実践しており、福山雅治・YOUなどの芸能人も湯シャンをしていることが広まり、若者を中心に実践している。
今回は、湯シャンの方法と効果について解説していく。
湯シャンの方法
まず知っておいてほしいのが、「皮脂は水でほとんど落とす事ができる」ということだ。
お湯の温度が高くなると洗浄力が上がり、40度以上になるとシャンプーと同じレベルの洗浄力になる。湯シャンは、これまでに比べ皮脂を残すことを目的としているため、33度~35度のぬるま湯で行うのが望ましい。
手指の腹で軽くマッサージするように洗い流すと、汚れが落ちやすくなる。ゴシゴシ洗うのはNGだ。
また、バスタオルで髪を拭く時も、ゴシゴシせずに挟み込むようにしよう。
とにかく半年続けよう!
湯シャンを始めたばかりのころは、シャンプーで落とし過ぎていた脂分が過剰に出るため、髪や頭皮がベタついてしまうことがある。
しかし、ベタつくからといってシャンプーに戻らないでほしい。湯シャンを続けていくうちに、頭皮自体が脂分の分泌をコントロールするようになるためだ。
効果が実感できるのは、恐らく半年が経ってからだ。以前までは皮脂分泌のために栄養分が使われていたが、皮脂を残す事で頭皮が活性化する。
頭皮が活性化すると、丈夫で健康な髪の毛が生えるようになる。薄毛を気にしている方や、頭皮を守りたい方は、ぜひ実践してみよう。
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