貯蓄の達人になろう
「貯蓄をしよう!」と心に誓っても、いつもギリギリまでお金を使ってしまう人が多くいる。
最初は決意をして貯蓄し始めるが、段々とストレスが溜まり、結局お金を使ってしまう。それは、無理がある方法で貯蓄をしようとするからだ。
これは、貯蓄だけに限らない。例えば、あなたが運動不足なので、「毎日走ろう」と決心する。しかし、大抵の人はすぐに挫折してしまう。それは、無理な目標設定をしてしまうためだ。
目標設定がうまい人は、最初は挫折しない目標を立てる。先ほどの運動でいえば、「毎日着替えて1歩だけでも外に出る。」という目標を立てるのだ。これであれば、雨の日でも関係なく、無理なく続けられる。
貯蓄の目標設定も同じだ。始めから「節約のために毎日自炊をする」といった目標を立てると、必ず失敗する。貯蓄の達人がどのような目標設定をしているのかを紹介していく。
貯蓄ができるようになる6つの方法
それでは、貯蓄ができるようになる6つの方法を紹介していく。あなたに合った節約術があれば、必ず実践してほしい。
・目標金額を決める
無理のない範囲で、目標金額を決めよう。例えば、1年間で50万円を目標にするとする。ボーナスで10万円ずつ貯金すると、月給からは年間30万円貯蓄すれば目標に到達する。
つまり、月2万5千円の貯蓄が必要になる。逆に言えば、月2万5千円貯めることができれば、他のお金は使っても問題ない。
お金が貯まらないパターンとして、「出来る限り貯めよう」と考えてしまう場合だ。例えば、今月は3万8千円貯まったから、その分を貯蓄に回すという方法はお金が貯まらない。無理をする節約ではなく、「2万5千円を貯蓄したら、その他は人生を楽しむために使う」というメリハリをつけることで、モチベーションを保つことができる。
・固定費を削減する
最も簡単な節約方法は、固定費を削減することだ。
固定費の中でも削減をしやすいのは、 携帯代金だ。あなたが月に8,000円使っているとすると、それはかなりの無駄だ。
携帯代金は月3,500円程度で持つことができる。月4,500円の固定費を削減できれば、年間で54,000円の節約となる。
年間で54,000円の食費を節約するのは大変だが、携帯代金を節約するのは契約プランを変えるだけだ。1度携帯ショップへ足を運ぶだけなので、携帯代金は必ず見直そう。
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・ちょこちょこ買わない
貯蓄ができない人というのは、財布を開く回数が多い人だ。
例えば、毎日のようにスーパーに行って、特売品を買う人がいるとする。対して、事前に買う物を決めておき、週に1度だけスーパーに行く人がいるとする。どちらの人の貯蓄が貯まりやすいだろうか?
この場合、週に1度だけスーパーに行く方が、圧倒的に貯蓄が貯まりやすい。毎日のようにスーパーに行っている人は、特売品以外に他の物も買ってしまうためだ。スーパーはどれだけ多くの物を買ってもらうかが勝負なので、売り場には様々な仕掛けがある。
1回で使うお金は少ないが、それよりも買う物を事前に決めて週に1度だけスーパーに行った方が、結果的には節約できる。また、スーパーに行くのを週に1度だけにすることで、自分に使える時間が増える。
・良い物を安く買う
貯蓄が貯まらない人は、一手間を惜しむ傾向がある。
現在、スマートフォンやパソコンで探せば、同じ物がもっと安く購入できるのが当たり前だ。また、もっと良い性能で安い物が見つかる場合も多い。
大きな買物をする場合、安易にお店に行って店員に聞くだけではダメだ。自分である程度の性能を把握せず、自分の生活にはどれぐらいの物が妥当なのか分からずに行くと、結果的に高い商品を買ってしまう。
・通帳やカードの明細をチェックする
貯蓄が貯まらない人は、今の貯蓄額や出費額を把握できていない。
クレジットカードの明細が送られてきても、全く目にせず捨ててしまう人も多くいる。これでは、お金が貯まるわけがない。
自動家計簿作成サービス「マネーフォワード」を利用すれば、クレジットカードの利用ごとに表示されるので、今月いくら使ったかが一目瞭然だ。また、各銀行とも連携でき、現在の貯蓄額が簡単に把握できるようになる。
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・自動で貯蓄する
貯蓄が貯まらない方は、手動で貯蓄をしている場合が多い。給料日後にお金を降ろし、他の銀行にお金を入金する方法だ。
しかし、この方法はオススメできない。最初はモチベーションが高いので貯蓄をするが、モチベーションが低くなると銀行に行くのが面倒になってしまうためだ。
貯蓄をしたいのであれば、決まった金額を自動で貯金する方法をオススメする。会社の財形貯蓄や、銀行の自動積立を利用しよう。
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少しずつ貯蓄を始めよう
今回は貯蓄の達人が行っている6つの方法を紹介した。当たり前に出来ていなければならない方法ばかりだが、あなたはどれだけ出来ていただろうか?
はじめから「毎日自炊をしよう」「副業をしよう」といった目標を立ててしまうと、どうしても続かなくなってしまう。「今月は携帯料金の見直しと、自動家計簿サービスの登録をしよう」といった簡単な目標を立て、少しずつ習慣化してくべきだ。
貯蓄を始めるにあたって、まずは無理のない目標設定をしよう。
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