格安スマホの参入
毎月の携帯代は、家計を苦しめる代表的な出費だ。
ドコモ・ソフトバンク・auの3大キャリアに加え、7月から新たに誕生した「ワイモバイル」。イー・モバイルとウィルコムが合併し、さらにヤフーとの業務提携で生まれた会社だ。街中でも「Y!mobile」の赤い看板をよく目にするだろう。
3大キャリアでスマホを使うと6000円~8000円になる。家族4人が3大キャリアでスマホを持ってしまうと、2万円を大きく超えるだろう。
ワイモバイルはスマホの料金プランを解決するために、3000円程度で使えるスマホを展開している。スマホの料金を一人3000円程度に抑えることができれば、家計は大きく助かる。
今回の記事では、格安スマホに参入したワイモバイルに加え、イオンやビックカメラが展開する格安スマホを比較している。
ワイモバイルは月額2980円
ワイモバイルは通話料とデータ通信の両方込みで、月額2980円の「スマホプランS」を打ち出している。しかし、データ通信は1Gバイトとなり、通話は1回10分以内で月300回までだ。
つまり、スマホを多く使う方にとっては、通信が遅い・通話を10分以内に切るといった面倒なことがある。逆に、スマホをそこまで使わない方にとっては、月額2980円でスマホが利用できてしまうのだ。
3Gのデータ通信を使いたい場合は3980円の「スマホプランM」、国内通話が完全定額になるには「スーパーだれとでも定額」を1000円のオプションで追加し、月額4980円だ。
つまり、完全定額+3Gバイトのデータ通信を利用しても月額4980円なので、3大キャリアよりも安い価格設定となっている。
格安スマホの比較
ワイモバイルの他に注目を集めているのが「イオン」「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」で販売されている格安スマホだ。
スマホと格安SIMのセットで販売しており、料金は下記となっている。
「イオンスマホ」
月額2,138円(25カ月目以降1,728円)
「ビックカメラ」
月額3,034円(25カ月目以降1,728円)
「ヨドバシカメラ」
月額3,578円(25カ月目以降2,051円)
イオンスマホが圧倒的に安いのが分かるだろう。
画面サイズもイオンスマホは5インチを用意しており、ビックカメラ・ヨドバシカメラの4.5インチよりも大きく使いやすい。
カメラやゲーム動作はビックカメラ・ヨドバシカメラの方が性能がいいので、通話・ネットといった標準的なことが中心の方はイオンスマホがお得だ。動画の再生などもデータ容量が小さいイオンスマホでは、あまり期待できない。
3大キャリアの一括無料スマホを狙う
3月に書いた「携帯代の節約|iPhone5sのMNP一括0円を活用する」の記事では、一括無料スマホを使う節約方法を紹介している。
月額3000円以下で3大キャリアのスマホが持てる方法となっている。電話料金は別だが、今ではLINEなどの無料インターネット通話が普及しているので、不自由は無いだろう。
通話料にこだわる方にはオススメしないが、インターネットをメインで使っており、iPhoneなどの機種を使いたいという方は、一括無料のスマホを使えば格安スマホと比較しても料金は変わらない。
あなたのスマホの使い方によってお得な契約は違う。スマホ費用の節約ができれば家計は楽になるので、格安スマホと3大キャリアのスマホを比較して、あなたに合った契約を探してほしい。
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